★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK40 > 355.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.kiyomi.gr.jp/blog/2007/08/10-1351.html
野党間の政策協力に向けた動きが活発になっています。社民党はさっそく、秋の臨時国会で「後期高齢者医療制度」を凍結する法案を共同提案できるよう、民主党に働きかけました。
政府・与党が2006年6月に強引に成立させた医療制度改革関連法。主な狙いは、今後予想される高齢者医療費の伸びを抑制することです。この後期高齢者医療制度が成立すると、75歳以上の高齢者と65歳以上の障害者の加入者全員から保険料を年金天引きという形で徴収します。
これまで歯をくいしばって働いてきた高齢者に、「自己責任」的にさらに負担増を求めるこの制度。いったいどこが「美しい国」のあり方なのか、と社民党は疑問を呈し続けていました。医療費の管理を他の世代と分離をするため、リスクを分け合い社会全体で支えあうという社会保険制度の理念にも反します。
また、年金保険料流用禁止法案や郵政民営化凍結法案などを野党が協力して成立をめざします。社民党も政策協力をどんどん呼びかけていきます。
さらに本日8月10日、「格差是正に取り組む議員有志の会」が結成されました。今後の国会論戦で、格差の是正に対し、そのための財源も含めて最大限の努力をしていこう、と社民党・民主党・国民新党の野党3党の議員が集まったものです。社民党からは私、保坂展人議員。民主党からは近藤昭一議員や平岡秀夫議員など。国民新党からは糸川正晃議員、亀井亜紀子議員が参加しました。
取り組むべきテーマとして掲げられたのが、「地域格差、医療格差、雇用格差、賃金格差などについて、勉強会を重ねるとともに、問題を抱える地域(例えば、北海道夕張市など)の現地視察を行う。」「有志の会で合意が得られた問題については、それぞれの所属政党に働きかけ、3党で議員立法の形で法案を共同提出できないかどうか、検討を行っていく」ということ。野党3党で政策を実現していくための、具体的な道筋をしめそうという試みです。私も積極的に関わっていこうと思います。
秋から始まる臨時国会、小泉+安倍政権が壊した社会のセーフティ・ネットをつむぎなおすため、丁寧にがんばっていきます。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK40掲示板
フォローアップ: