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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070809-00000011-gen-ent
政府・与党は5日、外交・安全保障政策を決める日本版「国家安全保障会議」(NSC)法案の8月末に召集される臨時国会での成立を断念する方針を示した。これにより、安倍首相が来年4月に予定していたNSC創立は先送りされることになる。
安倍首相が、昨年9月の自民党総裁選で政権公約の目玉と位置づけてきた日本版NSCは、米国のホワイトハウスに倣って安全保障政策について官邸の権限を強化するというもの。首相はNSCを創設してから、念願の「集団的自衛権行使」について本格的に研究を始めるとされていた。
しかし、参院選の大敗北を受け、臨時国会では11月1日で期限が切れるテロ特措法の1年延長を通すだけで精いっぱい。NSCまでは手が回らないと判断した。
安倍首相は、党内の反対を押し切って続投宣言したが、求心力の低下は明らかで、もはややりたいこともできず、完全な袋小路。祖父の悲願だった改憲も3年後をメドに目指しているらしいが、できっこない。
最終更新:8月9日10時1分
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