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http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070808ddm005010082000c.html
小池百合子防衛相が、在任期間が異例の4年を超えた守屋武昌事務次官(62)の退任を決断したのは、当面続投すると見られていた守屋氏をあえて退任させ、指導力を示すことを狙ったものと見られている。後任に警察庁出身の西川徹矢官房長を充てたのも、小池防衛相が就任以来、情報保全体制の強化を最優先にしていることの表れでもあり、「小池色」を強くにじませた人事と言えそうだ。
政府関係者によると、守屋氏は今年3月に定年延長した際、久間章生前防衛相から「9月に退任する」ことを条件として提示されていたという。しかし、久間氏が原爆投下を「しょうがない」と発言し辞任。後任に守屋氏と旧知の仲であった小池防衛相が就任したことから、「当面は続投」との見方が省内では支配的になっていた。
防衛相は7日の記者会見で「必要な人は長くやっていただくが、組織活性化も考えないといけない」と述べ、世代交代の必要性を守屋氏退任の理由に挙げた。事務次官の在任期間が長くなり、「防衛省の天皇」と呼ばれるほどの実力者となっていった。省内では「自分に近い人材の登用が目立ちすぎる」(幹部)などの不満が出ていた。守屋氏は官房長や防衛局長を歴任し03年8月に次官に就任。沖縄県の米軍普天間飛行場移設などの在日米軍再編協議で、手腕を発揮した。【田所柳子】
毎日新聞 2007年8月8日 東京朝刊
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