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【沖縄タイムス社説】与党が衆院で通した法案を「数の力」で反対を繰り返せば国民の支持もすぐに得られなくなる [参院選結果]
1 :西独逸φ ★:2007/07/31(火) 17:13:02 ID:???0
参院選は民主党が六十議席を獲得し、結党以来初めて参院第一党になった。
自民党は勝敗の鍵を握った二十九の一人区で、わずか六議席を得たにすぎない。改選議席六十四を
三十七に減らしたのは歴史的惨敗と言っていい。しかも、岡山で参院幹事長を務める片山虎之助氏が
落選。青木幹雄参院議員会長のお膝元・島根でも国民新党が推す新人が当選し議席を失っている。
四国ではすべての議席を民主党と同党などが支援する候補者に取って代わられた。
格差にあえぐ地方の反乱であり、本来は自民党が強い地域で多くの議席を失ったことで、安倍内閣は
レームダック(死に体)状態に陥る可能性もある。自民党が議席を減らした原因には、民主党が訴えた
「都市と地方の格差」を同党が軽視したことも要因としてある。
さらに言えば、安倍晋三首相が強調する「美しい国づくり」や「戦後レジーム(体制)からの脱却」、「税財
政の構造改革」より先に「緊急の課題として取り組むべきことがあるのではないか」との国民の思いである。
地方が抱える経済的苦境はそれほど深刻であり、自民党はこの問題に答え切れなかったと言わざるを
得ない。
安倍首相は三十日の記者会見で「負けた責任は私にある」と述べた。だが一方で、「私が進める改革路線は
国民の理解を得ている。辞任せず改革を進めていきたい」とも話している。
本当にそうだろうか。記者団が問うた責任論は、国民誰もが聞きたい重要な問題と言っていい。しかし、首相
はこの質問にきちんと答えなかった。首相には国民に対し「なぜ辞任しないか」という理由を説明する責任が
あるはずなのに、国民が納得するような理由は示さなかった。これでは自民党支持者だけでなく、党内でも
理解は得られまい。
総理の座に残るのであれば、首相は早急に衆院を解散し国民の信を問うのが筋だろう。今選挙で有権者が
出した答えは「安倍政治不信任」であり、与党に投票した有権者にも批判があることを忘れてはなるまい。
>>2以降に続く
ソース 沖縄タイムス http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20070731.html#no_1
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