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http://www.asyura2.com/07/senkyo39/msg/889.htmlへのコメント
野党同士で「内ゲバ」はしたくないというのが私のモットーでしたが、
選挙前に宣言したとおり、共産党に対してだけは、厳しく批判しなければ
ならないという気持ちに変わりましたので、第三回目の批判投稿をします。
厳しく行きます。以下、乱文にて失礼します。
どうかご海容の程を。
以下、本題。
heart氏の言う「真の自由と民主主義を手に入れる」ためにも、まずは政権交代のある民主主義の実現を。
最初はそこからです。世の中、heartさんが思うようには一気には変わりませんよ。
heartさんイチオシの共産党は、2004年の参院選大惨敗(15議席から4議席に激減)につづいて、
今回も選挙区ですべての議席を失う敗北(5議席から3議席に減少)を
みれば明らかでしょう。
権力を持っている側は、共産党の敵であるはずの「自公」です。
そもそも、自公が用意した土俵の上で、「確かな野党」も「二大政党制阻止」もありません。
彼らの手の平で踊っているだけです。
原仙作氏がいうように、その路線は根本的に間違っているのです。
heartさんがいうところの「真の支配者による支配」を打破するには、
むしろ、共産党も社民党も政権与党になるしかないのでは?
政権交代を目指すしかないのでは?
権力を握ってすこしでも、自公政権が用意した土俵を変えていくしかないのでは?
そのためには、まず共産党の自己改革が必要です。
ネット上では、共産党に不満を持っている共産党員、
共産党の体質に嫌気がさして、離党してしまった共産党員は、
すべて共産党の体質改善・自己改革を望んでいます。
天木氏のような護憲派でさえ、
その独善性、排他性、共産主義イデオロギー性ゆえに
「共産党にはついていけない」と
言わしめる共産党の体質こそが問題なのです。
こういった声を尊重し、取り入れて、初めて、他の野党、
たとえば、社民党などとの選挙協力も可能になり、
そして、政権参加への道も開けるのです。
万年野党のままで、社民党とさえも選挙協力できずに孤立し、
しかも“敵”がつくったルールの下で、
heartさんがいうところの「真の支配者による支配」を
打ち破るなんて、そりゃ不可能です。
“敵”がつくった土俵の上で、
「真の自由と民主主義を手に入れる」なんてできません。
自己改革した共産党が他の野党共に政権交代を目指してこそ、
はじめてその道は開けると思います。
>話題に上るのは、年金問題、閣僚の暴言、放言、安倍の小泉と比べての「指導力」のなさ、云々。
>同じ、政権に対するNOであっても、こんな中身の薄っぺらいNOでは、意味をなさないと思います。
>国民は政治家の不祥事に踊らされすぎです。政治家など、不祥事を起こすのが当たり前。
>不祥事が少なければ少ないに越したことはありません。しかし、不祥事以外に目を向けて政治を見るようにしなければ、
>国民は、政治のパワーゲームの中に組み込まれてしまうだけで、政治の主人公になることはできません。
お言葉ですがそうは思いません。
生活者からみれば年金問題は大切な問題です。
「薄っぺらい問題」ではありません。死活問題です。
閣僚の暴言や政治とカネの問題については、民主党だけではなく、
護憲派の社民党や共産党も激しく追及していたではないですか?
共産党も選挙戦中盤、塩崎官房長官の事務所費疑惑を暴いて、
記者会見して、塩崎官房長官に領収書公開を迫るなど、
必死に追及していたではないですか。
それは、これらの問題は決して「薄っぺらい」問題ではないからでしょう。
>民主党がこれまでのやり方を改めるならよし、しかし、改めずに、
>「生活第一」などと言いながら格差是正のパフォーマンスだけに走るのなら、
>民主党にはやはりNOを突きつけねばならないでしょう。
それは、民主党が政権を取ったとき改めて評価すればよいのでは。
政権取ったら、マニフェストや政策集にある、年金制度抜本改革案や最低賃金1,000円・
パート差別禁止などをもりこんだ格差是正法案など、ぜひ実現してもらいたい
ものです。
>今の勢い(マスゴミが作り出す空気と言った方がよいでしょう)を民主党が維持できれば、民主党は恐らく衆議院でも第一党になるでしょう。
>その後が怖い。
>憲法は白紙委任状態ですから、改憲はやりたい放題でしょう。
私は、強行採決で憲法改正のための国民投票法案成立させたり、
すでに復古主義的な憲法改正案をつくった自民党のほうがよっぽど
怖いと思いますが。復古的な改憲をさせないためにも、
自公は下野させ、民主・社民政権などをつくるべきではないのですか?
自公一極永久支配体制のほうが憲法にとっては、脅威です。
とくに安倍首相は自民党右派の改憲タカ派で、
改憲を目指す右翼団体「日本会議」が期待する首相です。
まずは、当面の憲法の敵、安倍首相を倒すべきでしょう。
>ボンボンの安倍が、小泉のマネをして、
>「闘う政治家」との美名を取り戻すべく、衆議院解散に踏み切る可能性はなきにしもあらずですし、
>裏の勢力が動いて、安倍にさらなる打撃を与え、
>自民党が総崩れになるなどして、何らかの形で小沢民主党政権誕生へと持ち込む可能性もあります
やはり、自公政権がこのまま続くより、
自公政権が崩壊し、民主党政権ができるほうが怖いのですか?
その点がどうもわからない。
二大政党制阻止のためには、自公政権延命でもやむなしというお考えだとしたら、
それは天木氏じゃないけど「ついていけない」というか、理解できない。
本末転倒な気がする。
とは、いえ、狡猾な自公のことですから、政権交代はそう簡単ではないと思います。
原仙作氏のご指摘の通りです。
>安倍政権は年金問題などで苦境にあるが、
>しかし、政権というものは三枚腰、四枚腰であり、
>簡単に土俵を割る相手ではない。
>その理由は多々あるが主なところを上げてみれば次のようになる。
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200707121257144
話を戻すと、社民党は民主党と基本的に同盟関係にありますから、
heartさんのイチオシ、つまり投票すべきと推奨している政党は共産党だと思いますが、
その共産党や共産党指導部の方針に忠実な共産党シンパは、
なぜ政権を目指して、自公がつくった土俵を変えてやろうという
気概をもてないのだろうか。
政権交代を目指せない体質・・・・政権を目指すには、その体質を改める自己改革が必要ではないだろうか。
以下は、党員の投稿です。こういった方々の想いを
共産党指導部や共産党指導部に忠実な共産党シンパは汲み取って欲しい。
泣けてきますよ。
これらの投稿を読むと「民主党がダメ、だからといって共産党」というわけにはいかない
さまざまな問題点が共産党にはあることがわかります。
>日本共産党の改革について
>民主集中制への疑問、反共という言葉の裏側にある「自分達こそ絶対善」という考え方への疑問、
>そこから論理的に導かれる「国民馬鹿論」への反発心、党名への疑問、政党助成金について、赤旗のですます調への嫌悪感、
>社会権重視という基本姿勢は別にして、共産主義という社会体制を目指す事の無意味さ。
>連合政府を理想としながらも、統一戦線を構築できない頭の堅さ。
>大して勉強もしていない泡沫候補の乱立、皆不破氏の九官鳥ばかり。。。
>6年も党員やってると、もう色々と嫌なところばかり目に付いて(笑)
>だけど、そうは言っても、与党の不正追及や、真の弱者代表政党として、共産党の
>存在意義はある!と信じます。
>筆坂氏の「日本共産党」や、有田氏の「日本共産党への手紙」など、共産党が
>本当に研究し、真摯に向き合うべき書籍は、党の外にこそ存在する!こう思い立ち
>私が支部長を勤める青年支部では、先輩党員の冷ややかな視線を無視して
>「いかに共産党を改革するか」という、まさにドンキホーテ的活動を実践している所です。
>除籍になったって構わない、本心でそう思います。不破さんが影響力を失わない限りは
>不可能かもしれないけれど、色々な方からの共産党改革案を募集したいと思います。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1011448900
すでに共産党に愛想を尽かし、離党してしまった党員もいます。
>私は去年に党の独善性・民主集中制・ダブルスタンダートを批判して、離党しました。
参考
http://www.saturn.sannet.ne.jp/kura/ritouriyu.htm
関連
「共産党指導部の盲目ぶり、『確かな野党』路線はまったくの誤りである、共産党指導部の頑迷さにさじを投げる」(原仙作氏)日刊ベリタ
http://www.asyura2.com/07/senkyo39/msg/374.html
タイナモ氏掲載の記事も共産党を知る上で非常に参考になりました。
共産党の「傲慢」は「前衛政党」だからです。 = 平成海援隊BBS
http://www.asyura2.com/07/senkyo39/msg/889.html
「共産党の議席が減ってうれしい」という党員の方もおられるのですね。
それだけ、現共産党指導部へ不満を抱いているということ。
>モグモグ様、はじめまして。不良共産党員?のうたまろと申します。
>そのように仰って頂けるとあり難いです。
>私の本音として、共産党が選挙区で全滅したことは、よい薬だと思います。
>少なくともLC以下の党員にとっては衝撃だったと思います。
>そうやって党中央委員会の影響力をガンガン減らせば良いのです。
>自民党以上に「保守的な体質」の党中央委員会にプレッシャーをかけるには、
>共産党テリトリーからの「大逃散」しかありません。
>それで議席を減らしても良いじゃないですか。
>前衛政党・民主集中制という自己満に陥った党綱領と執行部に対して目に見える形で改革を迫り、
>結果として健全な左派政党・社民政党に脱皮してくれることが私の願いなのです。
>それが結果として護憲に繋がるのであれば、共産党をぶっ壊しても良いじゃないですか。
>民主集中制という、自浄作用を根絶してしまう組織形態を破壊するには外圧を利用しなくてはダメだと最近痛感しました
・・・・・・・・・
>残念ながら、党中央委員会の常幹連中は今後も頑なに「保守」に徹するようです。
>これは政治的思想としての保守ではなく、人間的なスタンスとしての保守です。
>常幹連中の議席さえ落とさなければ良いという考えが、今回の比例名簿においても顕著に出ています。
>そのような事をすればするほど選挙現場の末端党員は批判の矢面に立たされ、
>自己不一致に陥り、やる気を失って離れていきます。
>私も今回ばかりは選挙現場の前線に出ることは最後までありませんでした。
>卑怯者だ反党的だと言われようが、思想的良心に従って私は党活動をボイコットしました。
>傲慢…言い換えると「排他独善的」な体質というのは、前衛政党と呼ばれる共産党の特質なのです。
>たとえ党歴が若い党員であっても独善的な体質に毒されているようです。
>これは良く言われることですが、レーニンが規定したマルクス主義前衛政党の要件として、
>(1)マルクス・レーニン主義 ⇒ マルクス・レーニンの主張が絶対
>(2)プロレタリアート独裁 ⇒ 文字通り独裁政治です
>(3)民主集中制 ⇒ 少数者の批判を抹殺する中央集権体制
>(4)前衛政党 ⇒ 無謬神話。自分達以外はすべて「悪」
>(5)「国名」+「共産党」名 ⇒ 旧ソ連のお墨付き?
>という五原則があるのはご存知でしょうか?
>これは武力革命を前提とする鉄の結束を支える組織原理です。
>民主主義の社会では何の役にも立たない組織原理であることは明白です。
>ヨーロッパの共産党はこの五原則をすべて放棄して健全な左翼政党に生まれ変わりました。
>ですが、日本共産党はこれらの五原則を堅持したままなのです。
>共産党という名前を変えないのも、それをやってしまったらレーニンが定義した前衛政党ではなくなってしまう
>(結果、常幹連中は自分達の地位を失う)という虞がコアな党員にあるからなのです。
>傲慢云々というのは(4)の前衛政党理論に該当します。
>だから共産党員というのは、コアな方になればなる程、
>「共産党こそすべてに優越する!」と言わんばかりに自己主張をしてくるのです。
>共産党というテリトリー内で「民主的」「共産党的」と認めた書籍・考え方以外は基本的に無視をするのです。
>私はそのような彼らの言動が嫌でたまらないのですが、過去のコメントにもある通り、共産党テリトリーから抜けるということは容易ではないのです。
こういう投稿・記事を読みますと、ある意味、共産党は自民党や民主党よりも
はるかにヤバイ政党だな、と感じざるを得なくなります。
なによりも不思議なのは、なんで志位さん辞めないの?という点です。
安倍首相は辞めるのは当然として、志位委員長、あなたも辞めるべきでしょ?
2003年の大惨敗、2004年の大惨敗、そして、今回の敗北・・・・
なんで辞めないの?・・・・不破氏が辞めさせないのかな?
それはともかく、そういったところが、この共産党という政党の異常さを物語っている。
だから、「民主がだめなら、共産」という気持ちには絶対になれない。
共産党の異常性を知れば知るほど。
・・・やはり、自己改革が絶対に必要ですね、この党は。
結局、「真の支配者」がどうのこうのという以前に、
共産党内の「真の支配者」(不破?)を打倒すべきではないでしょうか?
党内革命がまず必要ではないでしょうか?>心ある共産党シンパの諸君へ
heartさんの主張の最大の欠点・弱点は、ここにあります。
「真の自由と民主主義を手に入れる」ために、
「真の支配者」を倒すために、
選挙においては、たとえ死票の山を積み重ね、落選者の山を積み重ね、
結果として自公政権を延命させたとしても、共産党に投票し続けるのがbestだ
ということおっしゃりたいのでしょうが、
調べれば調べるほどその投票すべき共産党の異常さが明らかになってきます。
これでは、投票できません。護憲派でも、非共産党系左派でも。
共産党の異常さを一度でも知ってしまうと。
そこがインターネットの恐ろしいところですね。
共産党の異常さが容易にばれてしまうからです。
結論。共産党の抜本的な改革なしには、
heartさんの主張は説得力を持たないと思います。
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