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(回答先: 参院選の結果に思う:日本が真の自由と民主主義を手に入れる日はまだ先らしい。(どこへ行く、日本。) 投稿者 heart 日時 2007 年 7 月 31 日 01:17:50)
ベビー・ブーマーの人達が亡くなり、人口が大幅に減った時に初めて人々の相互扶助の精神が芽生え、真の民主主義への意識が高まるのかもしれない。
日本の国土はアメリカの約26分の1(カリフォルニア州とほぼ同じ広さ)であるが、人口はアメリカの約半分。満員電車にびっしりと人が詰め込まれ、身動きできず、われ1人が生き延びるだけで精一杯という精神状態。社会的・政治的意識まで持つ余裕もない。
それに比べ、日本とほぼ同じ国土を持つノルウェーとフィンランドを見てみると、ともに国民人口は約500万人前後。政治形態は社会民主主義(詳しくは下記のサイト)。その理由は皆が助け合わなければ生きていけない過酷な気候条件とオスロやヘルシンキといった首都を除けばどこも隣家までスノーモービルで何十分といった過疎の村が多いという地理的条件がある。
ノルウェーの国土は日本とほぼ同じだが、人口が464万人。石油がとれるという恩恵はあるが、だからといってそれを資本家が独占するのではなく、左派中道連立内閣が成立している。
またフィンランドも国土は日本の約90%だが、人口は526万人。資源は森林だけだが、ノキアという世界最大のシェアーを持つ携帯電話会社をはじめとするハイテク産業が盛ん。大国・ロシアとスウェーデンにはさまれ、両国の動向に配慮しなければやっていけないという点でも日本と少し似ているか(日本も中国とアメリカにはさまれているから)。
以上のことから、日本が真の民主主義国家に生まれ変わるためには、時間を待つしかないのかもしれない、といったところが正直な気持ちである。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/norway/data.html
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/finland/data.html
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