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□“平蔵株”また上がる? 小泉路線復活で影響力 [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007073028.html
“平蔵株”また上がる? 小泉路線復活で影響力
参院選での与党大敗はマーケットや増税論議にどう影響してくるのか。そして、株価にも影響してくる今後の政策のキーマンは誰なのか。識者に聞いてみると、あの人の名前が出てきた。
【株価】
先週末27日の日経平均株価の終値は1万7283円と、前週末20日(1万8157円)から4.8%も下落した。市場に不安が広がるなかでの参院選では与党が惨敗したが、新光証券エクイティストラテジストの瀬川剛氏は「米国など世界経済の動向を反映したもの。参院選の結果は(株価に)大きな影響はないだろう」とみる。
与党が大敗し、当時の橋本首相が辞任した1998年7月の参院選も、「日経平均株価は選挙の前週に約2.5%下がったが、翌週には約3%上昇した」(瀬川氏)。年末2万円を目指すという市場のメーンシナリオも「基本的に変化はない」という。
「与党の大敗は株価が上がるチャンス」と話すのは、クレディ・スイス証券チーフエコノミストの白川浩道氏。「外国人投資家は、安倍政権に対して改革後退や増税容認というイメージを持っていて、これが日本株の出遅れにつながっていた」と指摘。「選挙の大敗を受けて、増税先延ばしや社会保障制度の縮小、外国企業による国内企業の買収促進など、小泉政権時代の路線が復活すれば株価が急騰する可能性がある」と強調する。
【金利、為替】
安倍政権の成長重視戦略を「内容的には評価している」と話すのは専修大教授の野口旭氏。それだけに「成長戦略を主導していた中川秀直・自民党幹事長が辞任すると、利上げを牽制(けんせい)されていた日銀のプレッシャーがなくなる。(その日銀が)利上げを急ぐと、景気の失速につながりかねない」と懸念する。
円安に急ブレーキがかかった為替の動向について、前出の白川氏は「選挙とは関係なく、ドルが売られ、円高気味という神経質な展開が数週間続く」と予測する。
【増税論議】
消費税の増税論議の行方も気になるが、千葉商科大名誉学長の加藤寛氏は「増税は必要ない。1.5%の成長率を維持できれば、年金や社会保障の足りないところも補うことができる」と明言する。
ただ、「安倍政権の弱体化で(増税を望む)財務省の巻き返しがあるのでは」(前出の野口氏)との不安も。
【キーマン】
今後の政策運営について、前出の加藤氏は「内政では年金問題などに追われる。そこで空港への出入りを自由にするアジア・ゲートウエイ構想やCO2削減策など、国際的評価を高める施策をやるべき」と提言する。一方で、「安倍首相には官僚と戦えるブレーンがいない。小泉前首相が後ろで動かないといけない」とも。
前出の白川氏も「人事面で小泉氏が力を発揮するかがポイント。(小泉氏が重用した)竹中平蔵前総務相の政策運営への影響力が増すかどうかが注目」という。
ZAKZAK 2007/07/30
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