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>初めて投稿いたします。このうたまろさんの言葉、しみじみと納得いたします。今回の選挙結果、自公大敗なのにもかかわらず、護憲の共産・社民はその受け皿になりえず、相変わらず、ずるずると後退!非常に悲しい結果だと思います。
モグモグ様、はじめまして。不良共産党員?のうたまろと申します。
そのように仰って頂けるとあり難いです。
私の本音として、共産党が選挙区で全滅したことは、よい薬だと思います。
少なくともLC以下の党員にとっては衝撃だったと思います。
そうやって党中央委員会の影響力をガンガン減らせば良いのです。
自民党以上に「保守的な体質」の党中央委員会にプレッシャーをかけるには、共産党テリトリーからの「大逃散」しかありません。それで議席を減らしても良いじゃないですか。前衛政党・民主集中制という自己満に陥った党綱領と執行部に対して目に見える形で改革を迫り、結果として健全な左派政党・社民政党に脱皮してくれることが私の願いなのです。それが結果として護憲に繋がるのであれば、共産党をぶっ壊しても良いじゃないですか。民主集中制という、自浄作用を根絶してしまう組織形態を破壊するには外圧を利用しなくてはダメだと最近痛感しました。
>“自公叩き落しの一翼を担った”と小川さんは、うたまろさんを慰めていらっしゃいましたが、同じ言い回しを昨夜のTVで志位委員長の口から聴くと、なんて傲慢な!と思ってしまいます。川田さんの当選は、共産党に反省を促すために、あえて都民が行った行為とも読めると思います。
同感です。残念ながら、党中央委員会の常幹連中は今後も頑なに「保守」に徹するようです。これは政治的思想としての保守ではなく、人間的なスタンスとしての保守です。常幹連中の議席さえ落とさなければ良いという考えが、今回の比例名簿においても顕著に出ています。そのような事をすればするほど選挙現場の末端党員は批判の矢面に立たされ、自己不一致に陥り、やる気を失って離れていきます。私も今回ばかりは選挙現場の前線に出ることは最後までありませんでした。卑怯者だ反党的だと言われようが、思想的良心に従って私は党活動をボイコットしました。
傲慢…言い換えると「排他独善的」な体質というのは、前衛政党と呼ばれる共産党の特質なのです。たとえ党歴が若い党員であっても独善的な体質に毒されているようです。これは良く言われることですが、レーニンが規定したマルクス主義前衛政党の要件として、
@マルクス・レーニン主義 ⇒ マルクス・レーニンの主張が絶対
Aプロレタリアート独裁 ⇒ 文字通り独裁政治です
B民主集中制 ⇒ 少数者の批判を抹殺する中央集権体制
C前衛政党 ⇒ 無謬神話。自分達以外はすべて「悪」
D「国名」+「共産党」名 ⇒ 旧ソ連のお墨付き?
という五原則があるのはご存知でしょうか?
これは武力革命を前提とする鉄の結束を支える組織原理です。
民主主義の社会では何の役にも立たない組織原理であることは明白です。
ヨーロッパの共産党はこの五原則をすべて放棄して健全な左翼政党に生まれ変わりました。ですが、日本共産党はこれらの五原則を堅持したままなのです。共産党という名前を変えないのも、それをやってしまったらレーニンが定義した前衛政党ではなくなってしまう(結果、常幹連中は自分達の地位を失う)という虞がコアな党員にあるからなのです。
傲慢云々というのはCの前衛政党理論に該当します。
だから共産党員というのは、コアな方になればなる程、「共産党こそすべてに優越する!」と言わんばかりに自己主張をしてくるのです。共産党というテリトリー内で「民主的」「共産党的」と認めた書籍・考え方以外は基本的に無視をするのです。私はそのような彼らの言動が嫌でたまらないのですが、過去のコメントにもある通り、共産党テリトリーから抜けるということは容易ではないのです。
そして、そのような体質は公明党にも相通じるものなのです。
>共産党は地区労なんかに根を張っている部分を生かして、合同労組と組み、派遣社員や臨時、パート労働者なんかの組織化で連合との差別化をして支持者を増やしていくべき時代なんじゃないかと思います。
前衛政党理論がある限り、かなり厳しいと思います。
共産党は議員団はもちろん、労組、大衆団体、市民団体を党中央委員会の下部機関に位置づけようとしてきます(それが「政治の優位性」という話です)。その上で、セクト主義を振りかざして反党分子と認めた組織を分断、孤立させます。これは革命闘争の理論を実践する組織においては、残念ながら理屈ではなく本能的にやってしまう防衛行動なんです。この習性は残念ながら一般人には全く理解に苦しむものです。末端党員もなかなか理解できません。本当に歯痒い限りですよ。
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