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2007年07月30日
ブログを再開するにあたって
今回の私の参議院選挙の挑戦に対し、物心両面で支援していただいたすべての人々に心から感謝をさせていただきたい。その支援なくしては、私は選挙を戦うことは出来なかった。
選挙は残念な結果に終わったが、私はめげてはいない。直ちにブログを再開する事を決めた。それは今の無念な思いを吹っ切るためである。しかし同時にまた、それはこれまでの読者に対する私の誠意であり、選挙を支援してくれた人たちへの謝意である。本来の私に戻っただけだ。ブログを書くエネルギーを私はまだ持っている。
今度の選挙ではっきりしたことは、この国の政治は自民、民主の二大政党に急速に収斂されつつあるということだ。今回は民主党が大勝したが、その民主党はいつなんどき自民党に再び負けるとも限らない。そしてどちらが政権を握っても、この国の対米軍事協力の方向はいささかも揺るがない。それが大問題である。
護憲政党が消えかかっている。護憲を叫ぶだけでは日本を米国の戦争から引き戻すことは出来ない。そうなのだ。より深刻な事は、このまま日米軍事同盟が強化されて行き、在日米軍基地が固定化、永久化されていく事である。日本は再び元の平和な日本に戻る事はできない。この日米軍事協力の方向を変えない限り護憲をいくら叫んでも虚しい。
そのような深刻な状況にありながら、共産党も社民党も一つにまとまることはない。自らこそが護憲政党であると主張する。ここに大きな勘違いがある。憲法9条を守る政党が偉いのではない。偉いのは憲法9条なのだ。その憲法9条が危機に瀕しているというのに、この期に及んでもまとまることが出来ない。9条改憲が行なわれればもはや護憲政党の存在意義はなくなるというのに、それを忘れて組織の存続を最優先している。。
この国の政治家は誰一人として日米軍事同盟をこれ以上進めていく事の誤りを正面から正すことができない。私は自民党と民主党という日米軍事同盟を是認する二大政党のほかに、日米軍事同盟強化の誤りを指摘し、在日米軍の縮小・撤廃を主張する平和の勢力の結集が、この日本の政治にはどうしても必要であると考える。自民党と民主党のほかに第三の平和勢力が日本の政治の場には必要なのだ。憲法9条を世界に高らかに掲げ、米国から独立した平和国家を目指す事を主張する一本化した政党を実現し、国民に二大政党以外の平和の選択肢与えられなければならない。
消えつつある社民党や、「確かな野党」に安住する硬直的、閉鎖的な共産党を一つにする事よりも、「平和と正義の実現を目指す天木党」なるものを、同志を集めて立ち上げることが出来ないものかとつくづくと思う。今の選挙制度の中で確実に一人を当選させることが出来る選挙方法がないものか。インターネットを駆使したりしてまったく新しい選挙が出来ないか。私は考え続ける。
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