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参院選での自民惨敗を受け、安倍首相は29日続投し政権運営にあたる意向を示した。一方、中川秀直幹事長は責任を取り辞表を首相に提出、青木幹雄参院議員会長も辞意を表明した。首相は内閣改造・党役員人事で体制を建て直したい考えだ。ただ、自民党内では首相の責任論が出ているうえ、民主党は与野党逆転下の参院で議長ポストを獲得し、攻勢を強める構えだ。このため、首相が窮地を脱するかは予断を許さず、政局は早期の衆院解散・総選挙含みの緊迫した展開が予想される。
自民党の中川秀直幹事長は同日、テレビ番組で「内閣改造を含めしかるべき時期に民意に応えたい」と述べ、内閣改造・党役員人事で首相が局面打開にあたるとの見通しを示した。公明党の太田昭宏代表、青木氏も首相の続投容認を表明し、自公執行部は容認論が大勢。首相は30日午後、党本部で記者会見する。
「ポスト安倍」の本命候補が不在という事情から、首相も続投で乗り切り可能と判断したとみられる。与党は首相続投の場合、参院議長を選ぶ臨時国会を8月7日ごろに召集し、早期に閉幕。9月ごろに内閣改造・党役員人事を行い、テロ対策特措法の期限を延長するため再度、臨時国会を召集するスケジュールを描く。挙党体制構築を求める声が党内には強まっている。
しかし、惨敗を喫し首相以外の党執行部が辞任するという異常な形の続投だけに、政権維持を危ぶむ見方が与党に広がっている。首相が続投したままでは与野党逆転下の参院で、難しい政権運営を迫られることが確実なためだ。
参院では第1会派から議長を選出するのが慣例で民主党から議長が選出される見通し。今後与党は重要法案が軒並み修正を迫られ、首相問責決議案の参院本会議での可決も予想される。首相が早期の衆院解散に追い込まれる可能性もある。
最終更新:7月30日4時49分
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