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「安倍政権に初の審判 参院選、深夜にも大勢判明
年金、「政治とカネ」の問題を主要争点とした第21回参院選は29日午後8時、投票が締め切られる。即日開票され、深夜にも大勢が判明する。昨年9月に就任した安倍晋三首相にとって初めての全国規模の国政選挙。年金問題などとともに、「戦後レジーム(体制)からの脱却」を掲げ首相が進めてきた教育改革などに審判が下される。
与野党のどちらが非改選を含め参院の過半数(122議席)を制するかが最大の焦点。与党は64議席、野党は59議席必要だが、自民党は年金記録不備、閣僚の相次ぐ失言、事務所費問題のため苦戦。与党が過半数を割り込み、自民党が1998年の参院選で橋本龍太郎首相(当時)が退陣した際の44議席を大きく下回る事態になれば、首相の進退問題に波及する可能性もある。
総務省によると、午後4時現在の投票率は33・44%と、2004年の前回の同時刻と比べ、0・32ポイント下回っている。ただ、これに含まれていない期日前投票の全国の投票者数は、前回に比べ50・58%増の1079万8997人となり、国政選挙で初めて1000万人を上回った。
2007/07/29 18:03 【共同通信】 」
http://www.47news.jp/CN/200707/CN2007072901000285.html
参考
■負けても居座る!?〜週刊アカシックレコード070728■
http://www.akashic-record.com/y2007/alsv.htmlより抜粋
「●党内民主主義●
そうは言っても、参院選の結果は民意の反映である。国民が「自民党の議席大幅減」という意思表示をしたと判明したあと、それを無視して首相の座に居座り続けることなど、いくら政治家は人柄が悪いのがあたりまえとはいえ、安倍に可能なのだろうか。
実は、安倍は国民に選ばれた総理総裁ではない。2006年の総裁選で党員に選ばれたから現在の地位にあるのであって、国民に選ばれた、つまり、民意の洗礼を受けた覚えはない。このため、自民党国会議員(とくに衆議院議員)を中心とする自民党員の多数が自分を支持しているのだから総裁を辞める必要はない、と安倍は固く信じて疑わないらしいのだ。
安倍にとって国政選挙は、自民党総裁選の有権者となる自民党国会議員を選ぶための単なる予備選であり、その「総裁選有権者」の大半が、2006年総裁選の時点でも、2007年夏の現在でも、自分を支持しているのだから、総裁(首相)を辞める必要はない、というのが安倍の考えだ、と上記の福田側近は言う。
「それって民主主義じゃないんじゃないですか」と筆者が問い返すと、
「そうだよ。安倍さんは独裁者なんだよ。参議院で(「天下り規制」の公務員改革法案を通すのに、参議院内閣委員会での採決を省略して、委員会審議の「中間報告」を本会議に持ち込んで)強行採決したのを見ればわかるだろ。小泉(純一郎)前首相でもやらなかったことをやってる。小泉さんは(青木幹雄参議院議員会長を立てて)参議院や党にある程度気を遣ったが、安倍さんはそんなことはお構いなしだ。彼があと5年も政権に居座ったら(どんな非常識な)新憲法を制定するかわからんぞ」
という答えが返って来た(「中間報告」については、長谷川憲正Web 2007年6月29日「6/29国会模様 実況報告」)。
多くのマスコミは「いまの自民党内では派閥の力が落ちていて、安倍を総理総裁の座から引きずり下ろすパワーがない」などという抽象的な言い方で「安倍続投」を予測するが(『読売ウイークリー』前掲記事、産経新聞Web2007年7月26日「安倍政権考 『敗北でも退陣なし』の根拠 花岡信昭」)、これは、わざと核心をはずした言い方をしているので一般読者にはわかりづらい。だから、筆者が解説しよう。
自民党内の「パワー」が落ちたのは、小泉政権以前に事実上、国政選挙の公認候補者の選定権や大臣の任命権を握っていた都道府県連や派閥の領袖の力を、小泉が根こそぎ奪い取って総理総裁に権力を集中してしまったこともあるが、最大の理由は、安倍が官房長官時代の11か月間と首相になってからの10か月を通じて、「官房長官が領収書なしで好きなだけ遣える」官房機密費や官邸調査費を自民党の若手国会議員にばら撒いて、場合によっては、マスコミ関係者にすらばら撒いて、すっかり手なずけてしまったことにある(数年前、高名な評論家が「機密費」を受け取っていた事実が暴露されたことを想起されたい)。
安倍はカネの力で、福田を除く党内の政敵をほぼ一蹴した。彼は民意にはほとんど関心がなく、「党内の多数が自分を支持しているのだから」と言い、自分がカネで作り上げた「党内民意」を根拠に総理総裁であり続けると決めたのだ。
まさかここまで人柄が悪いとは筆者も予測していなかったのだが、ここまで来るともう脱帽である。
(>_<;)
「安倍という猫の首に鈴を付けられる者がいるとすれば、同じ出身派閥の小泉前首相(や森喜朗元首相)や福田前官房長官ぐらいしかいないが、安倍さんは彼らには絶対に会わない。党や派閥のパーティでも、(小泉や森や福田などの)派閥の先輩からは距離を置いていて、目を合わせないようにしている(から、当面安倍は首相を辞めないだろう)」と上記の福田側近も悲観的である。 」
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