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http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/all/CK2007072102034474.html
【参院選2007 全国ニュース】
共産、埋没を警戒 暮らし、憲法で風呼び込め
2007年7月21日
参院選は中盤戦に差し掛かり、年金記録不備問題や政治とカネをめぐる不祥事などにより、自民、公明の与党に強い逆風が吹き付ける。批判票の受け皿を狙う野党第一党の民主に対し、共産は自・公対民主の対決構造に埋没することを警戒。「憲法9条と国民の暮らしを守る」との主張を前面に、風を呼び込もうと訴えに熱を込めている。
「(参院議員に初当選した)九八年選挙より有権者の怒りを強く感じる。与党はもちろん、民主も信用できないとの声がいっぱいです」。愛知選挙区(改選数三)の共産元職、八田ひろ子さん(61)は二十日、党県委員会で記者団にこう語り、意気込みを新たにした。
八田さんはマイクを握るたびに、「憲法九条と国民の暮らしを守ります」と訴え。小池晃党政策委員長は「民主には憲法改悪や増税反対の旗が見えない。自・公の暴走を止めるのは共産しかない」と力を込める。
公示後初サンデーの十五日に名古屋入りした志位和夫党委員長は、支持者ら約五千人を前に街頭演説。年金問題などに触れ「自民と民主の対決に中身はない。今回の選挙の対立軸は、自民対共産だ」と強調した。
岐阜選挙区(同二)の共産新人、加藤隆雄さん(58)は県内各地を地道に遊説し、街頭演説で「暮らしと平和を守る」と訴える。夕方から開いている個人演説会では、安倍政権や民主党を批判。加藤さんは「公示から一週間たち、訴えも徐々に浸透してきた。手応えはある」と話す。
支援する大須賀志津香県議は「街頭演説で立ち止まってくれる有権者も増え、手を振ってくれる方も多い」と笑顔。選対幹部も「庶民の生活の安定が脅かされる中、自民党支持者だった人からも支持の声が届いている。大きな流れを感じる」と自信を深めている。
三重選挙区(同一)の共産新人、中野武史さん(33)は「安倍政権に一度ギャフンといわせなあかんという声が強い。最低でも過去最高の十三万票を超えたい」と意気込む。
民主現職と自民新人との争いに埋没することを警戒。演説では必ず「自民も民主も戦争できる国造りを競い合っている。憲法を守るという思いを受け止められるのは私だけ」と強調する。共産は四月の県議選で二議席を回復。その“効果”で、議員の海外視察調査制度が廃止されたなどとして「共産党が議席を伸ばせば政治が変わる」と訴える。
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