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参院選 民主・川上氏、優位続く
2007年07月27日
■本社終盤情勢調査 自民・常田氏、追い上げ/共産・市谷氏、苦しい戦い
朝日新聞社は24、25両日、参院鳥取選挙区(改選数1)について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報とあわせて総合的に終盤の情勢を探った。民主新顔川上義博氏(56)がやや優位な状況で逃げ切りを図るが、組織力で勝る自民現職常田享詳氏(63)が公明の支援を受け激しく追い上げる。共産新顔市谷尚三氏(69)は苦しい戦い。ただ、現時点で投票態度を明らかにしていない人が全体の約3割おり、情勢は流動的だ。
序盤調査以降の取材によると、常田氏の陣営は、電話作戦で支持拡大に努め、猛烈な巻き返しを図っている。また、推薦を出している公明も、演説会で民主批判を強め、常田氏支持を明確に打ち出している。川上氏の陣営も、連合を中心に組織の引き締めと支持拡大に努めている。両陣営とも、大物弁士を続々投入するなど総力戦の色合いを強めている。
終盤の調査結果から投票態度を明らかにした人を分析すると、序盤調査で民主支持層の9割、社民支持層の大半を固めていた川上氏は、引き続き手堅く支持層をまとめている。また、過半数を固めていた無党派層の支持も保っている。
常田氏は序盤から自民支持層を固めていたが、終盤で公明支持層もほぼ固めた。無党派層の支持も4割に伸ばした。
市谷氏は、共産支持層を固めているが、序盤と比べて支持の広がりはみえない。
性別では、男性が川上氏を、女性が常田氏を支持する傾向に変わりはない。職業別では、常田氏は農林漁業者層の支持が厚い。連合の支援を受ける川上氏は、事務・技術職層と製造・サービス従事者層の支持で常田氏を上回る。
地域別では、序盤と同様、川上氏が県西部で強く、常田氏が県東部で強い傾向に変わりはない。
◆◇調査方法◇◆
24、25両日、県内の有権者に対し、「朝日RDD」による電話調査を実施した。対象者の選び方は無作為3段抽出法。コンピューターで無作為に発生させた番号サンプルのうち、有権者のいる家庭用番号に電話がかかったのは、1456件で、そのうち1067人から有効回答を得た。回答率は73%。
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