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2007年7月27日(金)
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行田氏、リード保つ 埼玉選挙区・最終盤情勢
参院選
参院選投開票日まであと二日。定数三に六党七人が立候補した埼玉選挙区ついて、共同通信が二十四日から二十六日にかけて実施した電話世論調査に本紙の取材を加味して最終盤情勢を探ったところ、民主新人の行田邦子氏(41)がリードを保ち、安定した戦いを展開している。
他方、自民新人古川俊治(44)、公明現職高野博師(60)、民主現職山根隆治(59)の三氏がほぼ一線で、二、三議席目を激しく争っており、混戦模様となっている。態度未定は四割ほどあり、残り二日間の追い込みが勝敗を左右しそうだ。
埼玉選挙区について本紙などが行った電話世論調査(二十、二十一日実施)では、行田氏が他候補を引き離し独走態勢にあり、これを古川氏が追い上げ、三議席目をめぐり高野、山根両氏が競り合う構図だった。
二十六日現在の情勢分析だと、行田氏に前回調査ほどの勢いは見られないが、都市部の無党派層や民主支持層に浸透、県内全域で満遍なく支持を広げ、他候補を引き離す状態にある。
前回二番手に着けていた古川氏は、陣営の動きも活発になり、県下全域で支持を集めつつある。しかし、自民支持層への浸透に課題を残しており、無党派層の支持獲得も遅れている状況にある。
高野氏は、連日の党幹部の応援などもあり公明支持層の約九割を固めた。自公協力の成果か、自民支持層の一割からも支持を得、基礎票の上積みを進めている。しかし、無党派層への広がりが浮上の鍵になりそう。
民主支持層、無党派層への浸透が課題だった山根氏は、選挙戦終盤に入り、県連が重点支援を決定。県連の総力挙げての支援態勢ができつつあり、勢いが出てきた。
古川、高野、山根三氏の差はごくわずかで、誰が落ちてもおかしくない予断を許さない状況になっている。投票率が前回並み(52・60%)かそれ以上と予想される中、浮動票が多い都市部での結果が最終的な当落を決するとみられる。
共産新人綾部澄子氏(48)は豊富な活動量で共産支持層をほぼ固めたが、無党派層などへの浸透が見られない。社民新人松沢悦子氏(59)も社民支持層の六割から支持を得ているが、民主二氏に分散し、苦しい。国民新党新人沢田哲夫氏(43)は前回調査と比べ、知名度が上がっているが、厳しい戦い。
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