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http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-17X289.html
参院選、2人区は無風=自・民が対立回避
2007年7月17日(火)21:05
参院選の選挙区のうち、改選2の2人区の大半が事実上の無風選挙となっている。自民、民主両党が候補者を1人ずつ擁立、「指定席」を分け合いそうな構図となっているためだ。ただ、党幹部らの応援が少ない分、盛り上がりに欠け、比例票の掘り起こしに影響が出るとの懸念も出ている。
2人区は、北海道と宮城、兵庫、広島、福岡各県などの12選挙区。前回参院選ではこのうち、9選挙区で自民、民主の公認候補による事実上の一騎打ちとなり、「仲良く」議席を分け合った。今回も、民主党が北海道と新潟で推薦を含め候補者を2人立てた以外は、自民、民主が候補を1人に絞った。
年金記録漏れ問題などで逆風にさらされる自民党は、2人区については「2人目に滑り込めればいい」(参院幹部)として、29ある1人区に全力投球。安倍晋三首相(党総裁)や中川秀直幹事長らの遊説先に2人区はほとんど見当たらない。
民主党も小沢一郎代表、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長の3人を先頭に、「1人区の勝利に全力を挙げる」(鳩山氏)方針だ。無駄なエネルギーは使わないとばかりに、2人区が地盤の衆院議員に対し、地元を離れて接戦の1人区のてこ入れに入るよう指示しているほどだ。
ただ、2人区は政令指定都市を抱えるなど比較的人口が多いだけに、「放っておくと、比例代表で票が伸び悩む恐れがある」(自民党幹部)との心配もある。両党とも2人区の地元から「忘れられているようで、陣営の士気が上がらない」といった不満が寄せられている。
公明、共産、社民などの各党は、2人区に候補を立てても、実際には比例票の掘り起こしが主な狙いだ。(了)
[時事通信社]
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