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□安倍は辞める必要ない…中曽根康弘氏緊急インタビュー [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007072627.html
安倍は辞める必要ない…中曽根康弘氏緊急インタビュー
参院選「メディアの予想通りとは限らない」
安倍晋三首相率いる自民党が「与党過半数割れ」必至の、厳しい戦いを強いられている参院選。このまま小沢一郎代表率いる民主党が逃げ切るのか、安倍首相の進退はどうなるのか。60年以上の政治経歴を誇り、日本の行く末を見つめ続ける中曽根康弘元首相に緊急インタビューを行った。
−−参院選情勢をどう見るか
「自民党が不利で、民主党が優勢なのは間違いない。ただ、最後の1週間で局面が変わることはあり得る。ここまで民主党が優勢だと支持者が油断することもある。また、夏休みに入ったので『選挙より旅行に』という反応がないともいえない。選挙は予断を許さない。必ずしも、新聞やテレビの予想通りになるとはかぎらない」
−−自民党が追い込まれた原因は
「やはり年金問題だ。これは自民党と民主党の戦いではなく、自民党と国民との問題になっている。年金は国民に直結しており、自民党への不信感につながった」
「それから、組閣以来、6人もの閣僚や要人の不祥事や問題発言が続いた。野球で言えば、連打を浴びて相当点数を取られたということだ」
−−久間前防衛相の原爆「しょうがない」発言は批判がすごかった
「閣僚として不用意。特に、防衛相としてすべき発言ではない」
−−中曽根氏が首相ならば即刻更迭したか
「私はその職業(=首相)じゃないので、イフというのは言えない。私の時代に何をやったか勉強してもらえばいい」
−−首相は人事を反省すべきか
「人事の不手際というか、国民が首相の選択に不信感を持ったことはあるかもしれない。民主党が強くて優勢になったわけではない。自民党の失策で相手が得点しているだけだ」
−−民主党の政策や姿勢をどう分析する
「あの党は政策的に不安定な要素がある。旧自民党と旧社会党左派が混住しており憲法改正案も書けない。消費税問題などもグラグラ動揺しており、前言を翻したりしている。その他の重要政策も出せない要素がある」
−−「与党過半数割れ」なら、首相は退陣すべきか
「衆院で圧倒的多数を持っている。辞めないだろう」
−−反安倍勢力から退陣論が浮上しそうだ
「あまり(退陣論は)上がらないだろう。なぜなら、党内の共鳴を得られない」
−−首相は堂々と政権運営を続けるべきだと
「自分の政策、政治信条に従って堂々とやればいい。米国は現在、民主党が上院、下院両方で過半数をおさえているが、以前は上院と下院で過半数をおさえている政党が違っていた。日本も2大政党的になってきたということ。議会政治をまっとうするよう、これをどうやって運用していくか、リーダーたちの手腕が問われる。2大政党下の政治運営のパターンを作ることになる」
−−内閣改造は
「可能性はあるね」
−−何かアドバイスは
「頼まれればするが、首相が自分でやることだ」
−−今度こそ、本格的な内閣を期待する?
「それは自民党員、全員が思っているだろう」
−−参院選後の国会は
「難しい政局となる」
−−政界再編に発展するか
「憲法改正などで重要な段階に来れば考えられるが、まだその時期ではない」
−−年内総選挙は
「ないね」
−−首相に参院選終盤の心構えを
「必死に、一生懸命やっている最中だから、モノは言わんほうが賢明だ」
ZAKZAK 2007/07/26
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