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【2007参院選】比例代表の情勢 自民過去最低14議席割れも
7月24日8時0分配信 産経新聞
■民主20議席台の勢い
29日の投開票に向け、選挙戦終盤に入った参院選。48の議席を争う比例代表でも、各党や候補者は票の掘り起こしに全力を挙げている。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査と取材をもとに、情勢を探った。(敬称略)
≪自民党≫
年金問題などの逆風で党支持層を固められていないほか、無党派層の支持拡大も期待しにくく、過去最低だった平成10年の14議席を下回る可能性がある。
舛添要一、橋本聖子が知名度で先行。舛添は13年参院選で約160万票を獲得し、トップ当選したが、今回はそれほどの勢いはない。首相の安倍晋三が「目玉候補」として擁立した中山恭子も拉致問題解決を掲げ、幅広く支持を集める。
組織候補では、全国農政連が支援する山田俊男がリードしている。日本遺族会の尾辻秀久、全国建設業協会の佐藤信秋、日本医師会の武見敬三も優位に立つ。イラク支援で「ヒゲの隊長」として知られた自衛隊出身の佐藤正久は、防衛関係票を集め堅実な戦い。
郵政造反組で元衆院議員の衛藤晟一は地盤の大分に加え、福祉団体などから支援を受ける。元外相、川口順子や無党派の支持に期待する丸山和也、義家弘介も追い上げを図る。
≪民主党≫
政府・与党への批判を追い風に、3年前を上回る20議席台を獲得しそうだ。
労働組合や宗教団体の支援を受ける組織候補が強さをみせる。労組では情報労連の吉川沙織、自治労の相原久美子、電力総連の藤原正司、自動車総連の池口修次が優位。日教組の神本美恵子、UIゼンセンの川合孝典、基幹労連の轟木利治も含め、7人が当選圏入りの勢いだ。立正佼成会は東日本を風間直樹、西日本を大島九州男と地域割りをして支援、双方とも順調に票を固める。浄土真宗本願寺派僧侶の藤谷光信も当選をうかがう。
有名人候補では、元テレビリポーターの青木愛、「さくらパパ」として知られる横峯良郎が、無党派層を中心に支持を集める。同性愛者であることを公表した元大阪府議の尾辻かな子、元プロ野球選手の長崎慶一の浸透は今ひとつ。
特定地域に支持基盤を持つ候補では、長崎の西岡武夫、兵庫の石井一、神奈川のツルネン・マルテイらが支持を固めている。
≪公明党≫
創価学会という固い組織票をもつ公明党だが、逆風や自民党との選挙協力の不調などが影響し、前回の8議席維持は微妙だ。
有力候補8人のうち、近畿を地盤とする山本香苗がトップ当選の勢い。新人の山本博司と現職の木庭健太郎、遠山清彦、渡辺孝男、加藤修一、魚住裕一郎もそれぞれ票を集める。草川昭三の当落は、党の獲得議席にかかっている。
≪共産党≫
目標の5議席は難しく、前回の4議席に届くかどうか。無党派層の支持拡大が課題だ。現職の井上哲士、紙智子が先行し、新人の谷川智行と春名●章、元職の山下芳生が追う。
●=眞のヒを十に
≪社民党≫
改選3議席を下回る可能性が強まっている。幹事長の又市征治が自治労の支援でトップに立ち、山内徳信が地元の沖縄や九州で支持を集める。元東京・国立市長の上原公子、広島が地元の金子哲夫らが当落線上の戦い。
≪国民新党≫
党幹部の地元の北陸や中国地方などで支持を集め、1議席獲得をうかがう。元衆院議員の自見庄三郎、津島恭一らが議席を目指す。
≪新党日本≫
党代表で前長野県知事の田中康夫が知名度で支持を集めるが、議席獲得は厳しい。
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最終更新:7月24日8時8分
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