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2007年の選挙民主、得票率トップ38% 参院選比例代表の県内、自民は前回並み 2007/07/23 第二十一回参院選比例代表には、徳島県内に本拠を置く9条ネットの一候補を含め、十一政党・政治団体の百五十九人が立っている。徳島新聞社が県内有権者を対象に十九日から三日間行った世論調査での比例代表の得票率動向は、民主がトップの38・0%で、前回二〇〇四年の参院選調査時の28・2%から大幅に上昇。自民は前回の32・8%から横ばいの32・7%と二位で、民主を5・3ポイント下回っている。民主公認候補が優勢な徳島選挙区同様、比例でも民主が県内第一党になる勢いだ。公明、共産、社民はそれぞれ微増となっている。
非拘束名簿方式の比例代表で投票する政党、もしくは候補者を固めている人は「決めている」の45・1%、「だいたい決めている」の17・1%を合わせた62・2%。前回の62・4%とほぼ同じだった。
民主の得票率実績は、〇一年の前々回参院選の18・3%から前回30・8%に躍進。今回はさらに伸ばしそうで、年代別では三十代で50・5%と半数以上、五十代でも45・7%と高い支持を得ている。支持政党別では民主支持層の八割以上を固め、自民支持層の二割も取り込んでいる。無党派層も半数近くが支持。地域別では徳島、小松島、阿南各市、板野郡など県東・南部の都市部を中心に浸透している。
一方、自民は前々回42・6%だった得票率実績を、前回は37・9%にまで減らした。今回調査でも自民支持層の63・6%しかまとめ切れていないほか、無党派層も17・4%にとどまるなど十分な浸透が図られていない。年代別では二十代と六十代、七十歳以上で民主を上回っている。地域別では鳴門、吉野川、阿波各市などで民主より高い支持を得ているが、従来、保守地盤の固い県西部などで民主を下回っている。
三位は公明で7・2%(前回調査比0・7ポイント増)、次いで共産の5・7%(1・2ポイント増)。公明は吉野川、三好両市などで浸透がみられ、徳島、阿南両市、板野、海部両郡などで健闘している。以下、社民1・3%、新党日本0・8%、9条ネット0・5%、国民新党0・3%の順だった。
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