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20〜30代の勝利予想 民主、自民に並ぶ ネット調査
2007年07月23日23時16分
参院選で民主党優勢の情勢が続くなか、最後の焦点のひとつと思われるのは、05年衆院選で自民党圧勝の礎となった20〜30代の若者の動きだ。朝日新聞社の連続インターネット調査では、5月中旬から安倍内閣不支持と民主党への投票意欲が右肩上がりだったが、当初、圧倒的に自民党だった勝利予測も7月に入って民主党が急迫、投開票1週間前で追いついた。ただ、自分の1票が政治を変えるか否かは悲観的なまま。政治を変える潜在力はたまったが、それがどれだけ噴出するかがポイントだ。
「投票するなら民主党だけど、結局勝つのは自民党だしなあ」が5〜6月の若者の気分だったとすれば、「民主党が勝つ気がしてきたけど、1票投じて政治が変わるかなあ」が選挙最終盤の空気と言えるだろう。
第1回(5月10〜14日)から直近の第11回(7月19〜23日)までの動きをみると、安倍内閣不支持は50%から70%へ(支持は28%から15%)、比例区の投票先は民主党が26%から39%、自民党が25%から17%へと動いた。選挙が近づくにつれ、安倍自民党にこの世代の冷たい風が吹いたのは間違いない。
さらに当初は「自民が勝つ」が68%、「民主が勝つ」は10%で、6月末までは自民党がダブルスコアでリードしていたが、先週末の選挙前の最終調査では自民党が40%、民主党が42%となった。
ただ、選挙への関心度は徐々に高まったが、「あなたの1票で政治が変わるか」は一貫して、「変わらない」が60%前後で、30%前後の「変わる」の倍ある。
潜在的な政権批判層と言えるこの世代が、その思いのまま投票にいくのか、どうせ政治が変わらないからと棄権するかが分岐点になるのではないか。それは同時に、4月の統一地方選で候補者も当選者も急増した若い世代の今後の政治参加の高まりを測るバロメーターにもなるだろう。
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