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自民「敵失」で民主躍進…読売ネットモニター調査
衝撃 与党惨敗
7月29日に投票が行われた参院選の公示前から投票日直後までの約1か月半、読売新聞社がインターネット利用者を対象に実施してきた「参院選ネットモニター調査」の結果がまとまった。
「郵政解散」で自民党が圧勝した2005年衆院選と比較すると、同衆院選で自民党に投票した人の半数以上が、今回の参院選では他党に投票したことが分かった。反面、民主党の躍進については、もっぱら自民党の「敵失」を理由に挙げる人が多数を占め、民主党の公約や小沢代表を評価する声は少なかった。
◆変化◆
05年衆院比例選で自民党に投票した人のうち、今回も自民党に投票した人は42%で半数に満たず、37%は民主党、14%がその他の政党に投票した。これに対し、05年衆院比例選で民主党に投票した人は、74%が今回も民主党に投票した。
07年6月中旬の第1回調査で聞いた投票予定先と、実際の投票結果を比較すると、自民党が25%から23%に減ったのに対し、民主党は35%から48%へ大幅に増えた。第1回調査で自民党と答えた人の17%、態度未定だった人の46%がそれぞれ民主党に投票した。
◆時期◆
投票先を決めた時期を尋ねると、公示日(7月12日)前が29%、公示日ごろが11%、選挙期間中が30%、投票前日(28日)が12%、投票当日(29日)が13%だった。
公示日前までに決めた人の投票先は民主党47%、自民党35%だったが、選挙期間中に決めた人は民主党が60%以上だったのに対し、自民党は10%台。投票前日と当日に決めた人も、民主党が40〜50%で、合計で自民党の倍以上に上った。
自民党は選挙期間中に、赤城徳彦・前農相の事務所費問題などで失点を重ね、支持者の離反が加速したことがうかがえる。
◆理由◆
民主党躍進の理由を尋ねると、「安倍首相への批判や不満」が58%と最も多く、次いで「自民党以外では民主党が一番よい」が23%。「民主党の公約を評価」は8%、「小沢代表への期待」は4%と少なかった。
政党の総合評価を0度から100度までの「温度」(評価がプラスでもマイナスでもなければ50度)で示す「政党評価温度」を6月中旬と選挙直後で比較したところ、自民党が39度から28度まで低下、民主党も45度から43度へ下がった。
(2007年8月5日23時49分 読売新聞)
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