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今日は天下分け目の参議院選挙戦における最後の日曜日である。来週はもう投票日だ。安倍首相が強引に国会延長をしていなければ、本来ならば今日が投票日だった訳である。諸般の事情を全部無視して、もし今日が投票日であったら自民党と公明党は惨敗していたであろう。この1週間で情勢がどう動くのか。また7月29日の天候などがどうなのか。いまの時点ではまったく分からない。戦いには、天候などといったものも微妙に影響する。天の時、地の利、人の和といわれる所以である。
日曜定番の政治番組も、今回の選挙では最後ものとなる。各党の弁士がどのような発言をするか、注視してほしい。残念ながら私は朝早くから1日中動き回らなければならないので見ることができない。確か『サンデープロジェクト』では、野党の党首が出演することになっていたと思う。何だかんだといっても依然としてテレビの影響力は大きい。ところで、田原聡一朗のあの発言の制止と言い口は、昨日述べた昔の官憲の「弁士中止!」と似ているところがありはしないか。ちょっと人の発言を遮りすぎる。だいいち聞きにくい。あれはよくない。
それにしても自民党のテレビCMは、ちょっとおかしいのではないだろうか。安倍首相が「自民党は年金を全額お支払いします」というようなことをいっている。もともと年金は全額支払わなければならないのた。当たり前のことだ。それが自公“合体”政権の管理不行届きのためにおかしくなってしまったから、今回の問題になったのだ。それに自民党が全額支払える筈がない。そんなに中途半端なお金ではないのである。それに公明党の「未来に責任をもつ云々」というのにも笑っちゃう。自民党と連立を組みながら、一枚看板だった“平和と福祉”をどんどん後退させていったのはいったい誰だといいたくなる。
いよいよ参議院選挙も残すところあと1週間となった。野党の各候補者は必死で頑張ってほしい。自信をもって堂々と訴えることである。いろいろと言いたいことはあるのだろうが、いまは自公“合体”政権を打ち破るために野党同士の足の引っ張り合いはしないほうがいい。小沢民主党代表がいうように、いま自民党と公明党を徹底的に打ち破ることができないようでは、これからの政治の展望が開けない。選挙区選挙では、与党候補をどうしたら少なくし、野党候補を当選させることができるか視点がいま有権者に求められている。比例区選挙では、憲法に対する姿勢がはっきりしている政党や候補者に投票することが必要である。自公“合体”政権と一緒になって憲法改正に賛成するような者は、厳しく選別しなければならない。
それでは、また明日。
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