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(回答先: 小田実さん葬儀での弔辞（全文）【吉川勇一】 投稿者 gataro 日時 2007 年 8 月 05 日 14:32:09)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007080502038700.html から転載。
反戦遺志継ぎ 喪服デモ行進 小田実さん告別式
2007年8月5日 朝刊
小田実さんの遺影を掲げてデモをする鶴見俊輔さん（前列左から３人目）ら＝４日、東京・青山で
七月三十日に胃がんのため七十五歳で死去した作家で市民運動家の小田実さんの告別式が四日、東京都港区の青山葬儀所で行われた。式の後には葬儀委員長の哲学者鶴見俊輔さんら約四百人が喪服姿で追悼のデモ行進を行い、小田さんが終生訴えた反戦・平和への誓いを新たにしていた。
無宗教の形式で行われた告別式には遺族や政界、市民運動、マスコミなどの関係者ら約八百人が参列。今年五月に撮影された小田さんのビデオメッセージが流された。
小田さんは改憲を進める安倍首相の姿勢を、第二次世界大戦前にドイツのワイマール憲法を破棄したヒトラーになぞらえ「『美しい国』をつくるのになぜ憲法を変えなくてはいけないのか、説明は一切ない」と批判。今年春に末期がんと判明してもなお言論活動に打ち込んだ骨太な生き方の一端を印象づけた。
鶴見さんは「グローバル化という鎖国の中で、自分を閉じこめない大きな人だった」と追悼。またアメリカの思想家ノーム・チョムスキーさんや韓国の金大中（キム・デジュン）元大統領をはじめ、世界各国の知識人や市民運動家らの弔辞が読み上げられた。
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