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立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」 過去記事一覧へ第113回 次期リーダーまでぶっ壊した参院選大敗の戦犯小泉前首相2007年8月1日
自民党大敗北の日、深夜の選挙総括番組(TBS)に出て、この選挙の自民党大敗北をどう見るかと問われて、これは安倍政治の評価というより、小泉政治の評価ではないかといった。
格差問題、地方経済の疲弊など、今回の選挙で敗北の要因とされている多くの問題が、小泉政治の積み残し部分である。それより何より、安倍晋三を総理大臣にしたことそれ自体が、小泉政治最後の1ページである。
基本的な資質の欠如が露呈した10カ月
いちおう形ばかりの総裁選はあったものの、あれはほとんど形式だけの総裁選みたいなものだった。事実上の小泉前首相による指名みたいなものだった。03年に安倍を幹事長に抜擢したあたりから、小泉の安倍を後継者として育成する大プロジェクトがはじまっていたといってもよい。
だが、安倍が総理大臣になってからの10カ月間で何よりも明らかになったことは、この人には、総理大臣になるために必要な基本的資質が決定的に欠けているということだった。何よりも「人を見る目」がないから、自分と同じように「政治家としての基本的な資質が欠けた」人ばかり集めたような内閣を作ってしまった。
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