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http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20070802/20070802-00000053-jnn-pol.html
赤城農林水産大臣の更迭から一夜明けて、自民党では、更迭のタイミングや早々と続投を決めた安倍総理の対応への不満が依然くすぶるとともに、早期の内閣改造を求める声が強くなっています。
「最後の最後に当選をさせて頂きました。すさまじい戦いでございました。予想をはるかに超える逆風でございました」(自民党【高村派】 当選した有村治子 議員)
自民党では当選した議員を労う一方で、選挙後の安倍総理の対応について批判の声が上がり続けています。
「基本政策は評価されたという認識でいいのかどうか、それではちょっと、すまないところがあるんじゃないかなというふうに私は思いますね」(自民党【谷垣派】 谷垣禎一 会長)
「やっぱり、この責任をどうするかっていうのは出るでしょうね。出ざるをえないと思いますよ」(自民党【古賀派】 金子一義 衆院議員)
「我々としては、もう選挙が終わった後だからさ、本人、総理が気が済むようになさっているんでしょうけど。我々、戦った者にとっては別に何の影響もないことです」(溝手顕正 防災担当相)
Q.森元首相らがいったんは「退陣」で一致していたことについて
「健全なんだよ、そういう支えた人たちの意見を受け入れられるかどうかも、大将の資質の1つなんだよ」(自民党【高村派】 村上誠一郎 衆院議員)
さらに、9月初めに内閣改造を行うという安倍総理の方針に対し、早急に人事を刷新するよう求める声が強くなっています。
「新執行部、新内閣でなければ国会を召集することはできません」(自民党【山崎派】 山崎 拓 会長)
「先手先手打ってですね、党が混乱しないように、漂流しないようにするのがリーダーの務めでありますので」(自民党【谷垣派】 中谷 元 衆院議員)
「きちっとね、早く人事を決めて、どうしたら自民党を立て直せるのか、それを間髪入れず示さないと毒矢が体に刺さったままで、どんどん毒が体に回っていって自民党が実質的には倒れる」(自民党【高村派】 村上誠一郎 衆院議員)
こうした中、自民党本部では参議院選挙の総括する委員会の初会合が開かれました。
「国民の目線にかなった国民政党として国民とともに歩む、そうした自民党として再出発させる」(自民党 中川秀直 幹事長)
党の立て直しを急ぐ安倍総理ですが、1日、赤城前大臣に「あなたはまだ若い。一から出直してほしい」と述べたことに対し、「安倍総理も『若いから再チャレンジしろ』と言われたらどうするんだ」などと揶揄する声も上がります。党内に渦巻く安倍総理への不信感は収まる気配がありません。(02日17:35)
[2日19時23分更新]
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