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http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10041900131.html から転載。
<NHK「FMシアター」>この時代に戦争体験を語り継ぐ意味を問う
2007-08-02 11:32:41
gataro-cloneの投稿
テーマ:戦争と平和、靖国問題
8月4日と11日にNHKの「FMシアター」に戦争体験を元にしたドキュメンタリー風のラジオドラマが登場する。戦場の男女の姿を追った迫真の2部作である。
gataroの記憶では今年度でNHKを定年退職するはずの団塊世代、保科義久ディレクターは、「しんぶん赤旗」(8月2日付)の取材を受けてこう語っている。
「昨年公開された、クリント・イーストウッドの『硫黄島』2部作に刺激された。作家と一緒に、複数の方々に取材させてもらって、台本が出来上がった。いま、『今度戦争があったら勝てばいい』という発言まで出ている。この時代に戦争体験を語り継ぐことの意味を問いかけたい」
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FMシアター これからの放送予定
(http://www.nhk.or.jp/audio/prog_fm_future.html から転載)
『兄と弟・広島に生まれて』
【放送日】
2007年8月4日(土曜日)22:00-22:50
作 :毛利恒之
音楽:西村朗
演出:保科義久
技術:西田俊和
効果:片平洋資
出演:久米明 綱島郷太郎 左時枝 沖田弘二
上村祐翔 岡珠希 佐藤敦士 石本竜介
渡辺直樹 小野敦子 田内裕子 河口舞華
渡邉洋介 片山f
あらすじ:実在の兄弟を描くドキュメンタリードラマ。兄・片山日出雄氏は1919年【大正8年】広島生まれで元日本海軍大尉。冤罪にもかかわらずBC級戦犯として処刑される。13歳違いの弟・片山昇氏は1932年【昭和7年】広島市で生まれ、昭和20年13歳で被爆する。今年75歳。戦争の加害者として処刑された兄、原爆の被害者として戦後を生きた弟、対照的な兄弟の悲劇を描き、戦争の愚かさを訴えると共に平和を希求するドラマとしたい。片山昇氏(75)が語りだす、『兄と最後に交わした言葉の謎が、今でも気にかかるんですよ』1945年【昭和20年】9月、終戦処理のため故郷・広島の家に立ち寄った日出雄(26)は昇(13)に、「昇、俺は死なないよ」と告げる。それが兄との今生の別れであった・・・。
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『天使の赤紙』
【放送日】
2007年8月11日(土曜日)22:00-22:50
作 :東多江子
音楽:ニウナオミ
演出:保科義久
技術:加村武
効果:三谷直樹
出演:香川京子 堀内敬子 水野ゆふ 大西多摩恵
稲垣隆史 秋元紀子 山ア千惠子 鈴木亮介
尾身美詞 藏内秀樹 田中英樹
あらすじ:日本がアジア・太平洋で戦争を戦っていたとき、男性と同様に赤紙を受け取り戦場に赴いた女性がいた。従軍看護婦がそうである。日中戦争勃発(昭和12年1937年)から第二次世界大戦終了時まで延べ30,000人以上が従軍看護婦として派遣され、殉職者は1,000人を越えた。人命を助けるという使命に誇りを持って戦場に赴きながら、軍と国に裏切られて過酷な体験をし、今また高齢のため国家に切り捨てられようとしている彼女らの『終わらない戦争』を描く。看護師の美奈子(29)が担当しているリハビリ入院患者和歌子(82)は美奈子の祖母・多喜と一緒に戦場を生き抜いた従軍看護婦だった。昭和19年、看護婦学校を卒業した和歌子(19)に赤紙が来た。和歌子は召集先で同期の多喜と再会し、フィリピン・ルソン島の兵站病院に赴任、懸命な日々が始まる。やがて過酷な運命が二人を待ち受けていた・・・。
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シリーズ・ドイツの現代文学
『黙って行かせて』(再)
【放送日】
2007年8月18日(土曜日)22:00-22:50
原作:ヘルガ・シュナイダー
訳 :高島市子 足立ラーベ加代
脚色:横山玲子
音楽:菱沼尚子
演出:保科義久
技術:西田俊和
効果:西ノ宮金之助
出演:樫山文枝 南風洋子 山口果林 入江杏子
岸昌代 島美弥子 多田野曜平 落合弘治
黒葛原未有
あらすじ:「あなたを憎むことはできないわ。ただ愛せないだけ…。」娘が4歳の時、母は家を出た。アウシュヴィッツで看守になるために。それから57年後、娘ヘルガは母と再会する。90歳を超えた母は、ヒトラーへの敬愛もユダヤ人への憎しみもそのまま持ち続けていた・・・。「ナチ女」の娘であることを克服するためだけではなく、歴史の真実に向き合おうために、徹底的に母の過去を追究する娘の勇気と切なさが熱く胸を打つ。
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「兄と弟・広島に生まれて」の片山中尉のことはオーストラリア映画「アンボンで何が裁かれたか」でも取り上げられている。 ⇒
アンボンで何が裁かれたか
http://page.freett.com/cinemajournal/bn/18/ambon.html
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