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□塩崎官房長官「毒舌民主党批判」もパフォーマンス倒れ [週刊文春]
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070802-01-0702.html
2007年8月2日
塩崎官房長官「毒舌民主党批判」もパフォーマンス倒れ
野党第一党・民主党が息を吹き返した今回の参院選。「私どもが勝てば民主党は半年も持たない。完全に分裂する」と豪語していた青木幹雄参院議員会長ら自民党執行部の面々も、「もはや『自民党王国』など存在しない。組織を引き締めれば勝てる時代は終わった」と苦い思いを噛みしめているはずだ。
実績をアピールし、明るい未来を約束する。そんな上品な演説をしていては民主党に押し込まれるだけ、と安倍晋三首相も腹をくくったのだろう。選挙戦ではなりふり構わぬ民主党へのネガティブキャンペーンを繰り広げた。「民主党には経済成長戦略がない」「労働組合に支持されている党に社会保険庁改革などできるはずがない」「教育再生にも大反対」。JR新橋駅前で行った最後のお願いも民主党批判一色だった。
その中で、最もどぎつい批判を放ったのは意外や意外、貴公子然とした風貌の塩崎恭久官房長官だった。日頃の記者会見では“君子危うきに近寄らず”とばかり、政党間の問題に関しては「政府としてコメントするのは適当でない」とかわしてきた塩崎氏だが、政権の危機に居ても立ってもいられなくなったのか、公示日前後から猛攻撃を開始した。
民主党が七月九日にマニフェストを発表すると、その日の会見で「取らぬ狸の皮算用」と酷評。翌日の会見では「基礎年金には二十二兆円必要なのに、十三兆円の財源しか充てないのが民主党案。二人に一人しか年金がもらえない『国民半年金』と言わざるを得ない」と、「国民皆年金」に引っかけて民主党のアキレス腱の財源問題を突いた。
「半年金」というワーディングが「うまいことを言う」と自民党内で評判を取ったのに気を良くし、その後も“塩崎オリジナル”を連発。中国で段ボール入りの肉まんが販売されていたとのニュース(その後「やらせ」と発表)が流れると、「民主党の年金改革案は段ボール肉まんのようにいい加減だ」。終盤戦では「イソップ物語の『アリとキリギリス』で言えば、われわれは地味だが、こつこつと将来のために長期的発想で改革してきたアリ。民主党はばらまきキリギリスだ」とやった。
「塩崎氏は役所にもそうだが、秘書にも厳しい。もともと人の批判が得意、いじめ体質なんだよ」(ベテラン秘書)との声もあるが、この大惨敗で、歯切れのいい批判もむなしく響きますね、塩崎さん。
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