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松浦氏がリード 金田氏、追い上げ懸命
2007年07月20日
朝日新聞社は17、18の両日、参院秋田選挙区(改選数1)について、県内の有権者に電話して選挙序盤の情勢調査を実施した。取材で得た情報と合わせて総合的に情勢を探ると、調査時点では、松浦大悟候補がリードし、金田勝年候補が懸命に追い上げている。鈴木知候補は苦戦している。ただ投票態度を明らかにしていない人も3割以上いて、情勢は流動的だ。
松浦候補は元地元民放アナウンサーの知名度もあり、無党派層を含めた幅広い層の支持を集めた。
松浦候補は民主支持層の約9割を固め、社民支持層の大半からも支持を集めている。無党派層の支持は6割以上に及ぶ。公明と共産支持層の一部も取り込んでいる。
3選を狙う金田候補は自民支持層の9割近くを固め、公明支持層の大半に浸透。街頭演説では、これまでの「実績」を強調するが、無党派層の支持は3割程度にとどまる。
鈴木候補は共産支持層の大方を固めたが、それ以外の支持層への広がりは見られない。
男女別で見ると、男性では松浦候補が金田候補を引き離し、女性ではほぼ同じだった。
年齢別では、20〜50代は松浦候補が金田候補を大きく上回るのに対し、60代以上は金田候補が松浦候補をやや上回る。
若者の雇用確保を訴える鈴木候補は20代に一定の支持があるが、全体としては伸び悩む。
都市部では松浦候補が大きくリードし、県南部でも上回る。県北部は松浦候補と金田候補が激しく競り合っている。
松浦候補が製造・サービス従事者層で大きく上回り、事務・技術職層や主婦層でもリードする。自営業者層、農林漁業者層では松浦候補と金田候補がほぼ互角になっている。
「年金問題」について、「大いに重視する」と答えた層の半数以上が松浦候補を支持し、逆に「重視しない」と答えた人では金田候補の支持が過半数を占めた。
この選挙に「大いに関心がある」と答えた層は、松浦候補の支持が金田候補を引き離したが、「関心はない」では金田候補の支持がやや上回った。
【調査の方法】
17、18の両日、県内の有権者に対し「朝日RDD」による電話調査を実施した。対象者の選び方は無作為3段抽出法。コンピューターで無作為に発生させた番号サンプルのうち、有権者のいる家庭用番号に電話がかかったのは1647件で、うち1014人から有効回答を得た。回答率は62%。
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