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谷氏優勢、追う国井氏/参院選序盤情勢調査
2007年07月20日
朝日新聞社は17、18の両日、参院選栃木選挙区(改選数1)について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報とあわせて総合的に序盤の情勢を探った。民主現職の谷博之氏(64)=国民新推薦=が優勢に選挙戦を進め、自民現職の国井正幸氏(59)=公明推薦=が追い上げている。
共産新顔の小池一徳氏(46)は勢いが見られない。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は6割程度にとどまり、終盤にかけて情勢は変化する可能性がある。
谷氏は、投票態度を明らかにした人のうち、民主支持層をほぼ固め、「支持政党なし」「答えない・わからない」とした人を合わせた無党派層も7割近く取り込んだ。年金記録漏れ問題や政府が取り組む農業政策を批判。自民支持層や公明支持層にも浸透している。
幅広い世代の支持を集め、特に20代と40代への食い込みが目立つ。職種では、事務・技術職層の約7割、製造・サービス従業者層の6割超から、それぞれ支持された。
有権者の多い都市部の県央で他候補を引き離しているほか、農村部でも精力的に遊説。幅広い地域で勢いを増している。
国井氏は、公示前後に2度来県した安倍首相の応援も受け、年金問題の対応策や安定政権下の経済成長を訴えている。自民支持層の8割強を固め、公明支持層の約7割から支持されている。ただ、無党派層の支持をつかみきれていない。
男女別では女性の支持が比較的高く、70歳以上は7割近い。地域をみると、県南地域で半数近くをまとめた。県経済連出身で農水副大臣という経歴を生かし、農林漁業者層の7割弱から支持を受けた。
小池氏は、現行憲法の改正反対や雇用問題の改善を訴える。共産支持層の8割超を固め、栃木選挙区で候補者を擁立していない社民支持層からも一定の支持を得た。
ただ、選挙初挑戦という知名度の低さからか、支持層に広がりが欠け、出遅れている。
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