★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK38 > 761.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(2007/07/17)
比例投票先、民主が自民を逆転 選挙区は山本氏安定 本社世論調査
上毛新聞社は参院選序盤の情勢を探るため電話による世論調査(十三―十五日)を実施した。群馬選挙区(改選数一)は、自民党公認で現職の山本一太候補(49)が支持を広げリードを保ち、国民新党公認で民主党推薦の福田晃治候補(42)と共産党公認の酒井宏明候補(41)の二新人が追い掛ける。全国的に安倍政権への強い逆風が吹く中、比例代表の政党別投票先では民主党が自民党をわずかに上回り、前回調査時(六月二十九日―七月一日)の結果を逆転した。
◎群馬選挙区
山本候補は自民支持層の六割を固め、公示直前に推薦を取り付けた公明支持層の半数弱を取り込んでいるほか、福田候補を推薦する民主支持層にも食い込む。支持政党を持たない無党派層でも他候補を引き離す。
福田候補は推薦を受ける民主支持層の二割をまとめ、前回調査時よりも支持を広げた。このほか、高崎地区や六十代で一定の支持を得ている。
酒井候補は共産支持層の六割台後半を固め、二十代や高崎地区で前回調査時よりも浸透する。
誰に投票するか決めていない人は半数に上る。特に、全体の三割以上を占める無党派層では四分の三に上っている。
◎比例代表
「政党名で投票」が48・5%を占める。このうち投票先に民主を選んだ人は33・3%で、自民(32・9%)を小差で上回った。前回調査では自民が民主を8・3ポイント上回っており、全国的にみられる自民退潮現象を受け二週間で逆転した。
「民主に投票」は男性や三十―五十代、桐生・伊勢崎地区、西毛地区で高くなっている。民主支持層の九割近く、無党派層では三割半ばに達する。自民支持層も二割近くが民主に流れている。
一方「自民に投票」は女性や二十代と七十代以上、北毛地域で「民主に投票」を大きく上回る。自民支持層で六割半ばだが、無党派層では一割程度にとどまっている。
「候補者名で投票」は28・1%。本県関係では、自民元職の上野公成候補(68)が前回調査より微増、公明現職の加藤修一候補(59)は支持を広げた。自民新人の尾身朝子候補(46)は若干減らし、同じ自民新人の中山恭子候補(67)も減らした。
◎関心度
「非常に関心がある」「少しは関心がある」を合わせて78・3%となり、前回調査時の65・6%を大きく上回った。選挙戦がスタートし、過半数獲得をめぐり与野党の攻防が激化しているため、県民の関心が高まったとみられる。
▽調査の方法 十三―十五日の三日間、県内の有権者を対象に、コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で世論調査を実施。無作為に発生させた番号のうち、八百二十三人から回答を得た。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK38掲示板
フォローアップ: