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http://alcyone.seesaa.net/article/48416386.html
☆地下1100mにCO2を封じ込める、国内外で実証プロジェクト (2003年4月9日の日経BP)
http://www.nikkeibp.co.jp/style/bizinno/eco/article20030409b.shtml
日本では、地球環境産業技術研究機構(RITE)が主体となって、2003年6月20日から、新潟県長岡市の地下約1100mにCO2を圧入する実証実験を始める。1日約20t、約1年半かけて、合計約1万tのCO2を地中に圧入する。実験用には、工業用に製造されたCO2を使う。
★この実験開始から1年後に新潟中越地震が発生し、そして4年後の今回、またもや大きな地震が発生した。因果関係はないのかどうか、複数の専門家の見解を聞きたいところである。
★中越地震の震源地と、中越沖地震の本震の震源地さらに余震の震源地と、CO2貯瑠実験の場所を線で結ぶと、ほぼ一直線になる。そしてその「ど真ん中」がCO2貯瑠実験の場所である。
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☆岩野原(実証試験の地点)と地震の震源地を示した地図→
http://www.rite.or.jp/Japanese/project/tityu/shingen.png
☆CO2を圧入する実証実験のサイト→
http://www.rite.or.jp/Japanese/project/tityu/nagaoka.html
H15年7月7日に圧入を開始し、H15年度は20トン/日で、H16年度は40トン/日で圧入しました。
CO2供給工場の定期点検・整備(H16年3月〜4月)、CO2供給逼迫期(H16年7月〜8月)による圧入休止、新潟県中越地震による圧入中断(H16.10.23〜12.6)を除き、大きな問題もなく最終累計圧入量10,405 トンをもって平成17年1月に圧入を完了しました。
★キーワード「CO2貯留 長岡 地震」でグーグル検索する場合のURL→
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ユーチューブ動画「GPSによるプレート境界精密調査」→
http://jp.youtube.com/watch?v=s1RA1F1-KPk
日本はユーラシアプレート、北米プレート、フィリピン海プレート、太平洋プレートと4つのプレートがぶつかりあう地球上で稀な場所に存在する。
GPSが示すように新潟は北米プレートユーラシアプレート境界が縦断する極めて危険な位置。
この境界付近で地震が多発していることはその先にある日本の二大活断層、糸魚川静岡構造線へ影響を与える可能性が高い。
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「新・地震学セミナーからの学び〜CO2地中貯留計画責任者の安全認識」から石田地震科学研究所・所長の言
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http://www.ailab7.com/anzenninsiki.html
http://megalodon.jp/?url=http://www.ailab7.com/anzenninsiki.html&date=20070719062136
第一項目:新潟県中越地震の震源は二酸化炭素圧入実証試験を行っている岩野原基地から直線距離で約20km離れた深さ約10kmです。一方、二酸化炭素を貯留している帯水層の深さは約1,100mで、帯水層におけるC02の拡がりも圧入口から約100m程度であることを確認しています。また、岩野原基地は、中越地震の余震域からも大きく外れていますので、地震を引き起こしたと考えるのは現実的ではありません。
返信
震源と圧入現場が離れていることは認識しておりますが、圧入されたC02に排除されて押し出された水が移動することによって、地下深部で水が熱解離する能力が変化することが問題視されます。地下深部ほど解離させる能力は高いはずですから、そこへ浅い領域にあった水がところてん式に押しやられれば解離ガスを発生する可能性があると考えられます。
第二項目:実証試験では、地下1,100mの帯水層に貯留された超臨界C02の圧力を常時観測しており、圧入開始後において、爆発(爆縮)などによると思われる圧力変動は一切発生していません。また、圧入された超臨界C02と鉱物との化学的反応に関する基礎研究も行っており、そのような事象が発生しないことを確認しています。中越地震は、概ね西北西一東南東方向に最大主応力軸を持つ逆断層型の地震で、断層が上下方向に滑ったことによって発生したものであることが、地震波からの解析で分かっています。
返信
C02が直接爆発の原因になるのではなく、ところてん式に地下深部に移動した水から解離する解離ガスの爆発(爆線)が問題になってきます。したがって測定器による観測領域での爆発(爆縮)による圧力変動が無いのは頷けます。熱解離の現象は鉱物との化学反応とも関係は無いと思います。地震の発生原因が断層の滑りであるというのは通説地震学の知識ですが、別の地震爆発論によれば話は変わってきます。
第三項目:岩野原基地では、微動観測を行っていますが、圧入レート、累計圧入量と微動発生状況とは全く相関が認められません。
返信
デンバーでは地下3800mまで直接に廃液を圧入しております。岩野原基地では1100mですから、解離ガスの発生点に影響が出るのに時間差が出ることは十分考えられることではないでしょうか。
学識経験者の審議:本研究開発につきましては、東京大学名誉教授の○○○○先生を委員長とする「二酸化炭素地中貯留技術研究開発研究推進委員会」で学識経験者の委員の先生方から科学的根拠にもとづくご審議を受けて実証試験を推進していることを申し添えます。
返信
どのような学識経験者がおられても、未知科学に関しては全員素人ですから、「その時点では学者にも分らなかった」となるでしょうね、上述しましたように、学者の審議によって法的責任は免れたとしても、道義的責任が残る可能性はあります。私が最も危惧しているのは地震の原因に関する知識が間違っている可能性があり、それによって地下深部に安易な人為的工作が行われ、多くの悲劇を生むのではないかということです。以上再考していただければ幸甚に存じます。
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建築の雑誌『施工』(彰国社) シリーズ連載「地震学の冒険」1997年1月号・その11
http://shima3.fc2web.com/sekou9701damzisin.htm
http://megalodon.jp/?url=http://shima3.fc2web.com/sekou9701damzisin.htm&date=20070719062447
しかし、人間は間接的には地震を起こせないことはない。つまり、地震が起きそうなだけ地下にエネルギーがたまっているときには、人為的な行為が地震の引き金を引くことは出来るのだ。
(略)
誰が見ても、水を注入したことと、地震の発生の因果関係は明かであった。
地震の総数は約700、うち有感地震は75回起きた。震源は井戸から半径10キロの範囲に広がり、震源の深さは10キロから20キロに及んだ。これは井戸の深さよりも数倍も深い。これは井戸からまわりに水がしみ込んでいったためだろうと考えられている。
(略)
しかし図らずも人間が起こしてしまったこれら「人造地震」は本物の地震だ。学問的には「誘発地震」という。この誘発地震の原因としては、鉱山、地熱利用、石油掘削、原油や天然ガスの採取、地下核爆発などが知られている。
(略)
2004年に起きた新潟中越地震の震央から約20kmしか離れていないところに天然ガス田(南長岡ガス田)があり、地下4,500mのところに高圧の水を注入して岩を破砕していた。坑井を「刺激」するために、深い井戸を通じて油ガス層に人為的な刺激を与え、坑井近傍の浸透性を改善することにより生産性を高めるために行われているものだ。 地下4,500m付近に分布する浸透性が低い緑色凝灰岩層に対して「水圧破砕法」を使って岩にひび割れを入れ、生産性を8倍も増加することに成功したと言われている。
新潟中越地震の震源の分布図(東京大学地震研究所)によれば、余震分布の上限は4,000m程度、本震(ここでいう本震は地震断層の「壊れはじめ」で、本震そのものは余震域全体に拡がっていたと地震学では考えられている)の深さは13kmだから、震源に極めて近いところで「作業」をしていたことになる。
南長岡ガス田は1984年に生産を開始していたが、21世紀になってから 「水圧破砕法」を使い始めていた。
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