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安倍晋三は拉致問題を食い物にしている
1 :無党派さん :2006/10/14(土) 23:20:45 ID:hq3HRpCA
立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」
「安倍外交“神話”の試金石 北朝鮮の『核』と『拉致』」より
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/061013_gaikou/
―吟味が必要な拉致問題解決の“安倍神話”
この点を鋭く衝いたのが、参院予算委員会で、10月11日に質問に立った民主党の森
ゆうこ議員だった。「拉致問題の解決に努力する努力する」と政府はさかんにいう
が、「具体的にいったいどのような手を打とうとしているのか、可能性はいったい
この問いに安倍首相が正面きって答えなかった。その前に同議員が持ちだしたもう
ひとつの問題をめぐって、「そんなことを言うのは失礼じゃありませんか」と安倍
首相が語気もあらわに怒り狂ったので、委員長席にあわてて自民党理事と民主党理
事が駆け寄り、審議が中断してしまうという大騒ぎがあったからだ。
この大騒ぎは、新聞、テレビ等の大マスコミが、安倍首相に気を遣ったためか、ほ
とんど伝えなかったので、知る人も少ないと思うが(この大騒ぎが発生して間もな
く、NHKのテレビ中継が正午のニュースを伝えるために中断されてしまったという
事情もあった)、大事なことと思われるので、ここに簡単に伝えておく。
もうひとつの問題というのは、週刊現代10月21日号の「安倍晋三は拉致問題を食い
ものにしている」という記事である。
この記事の「安倍晋三は拉致問題を食いものにしている」というタイトルに安倍
首相は怒り狂い、そこで審議が中断してしまったのだが、タイトル表現の妥当性の
問題より重大なのは、この記事が提起している事実問題のほうである。
その内容については、安倍首相は、「いちいちそうした記事を読んでおりません」
といったり、過去に週刊現代が拉致事件の別の側面で誤報をした(と安倍首相が考
えている)事例をあげて、「だから、その程度の話なんですよ。その程度の話につ
いて、私はいちいちコメントするつもりは全くありません」などと語気を荒げるば
かりで、具体的な内容の反駁は全くなされなかった。
詳しくは、同誌の記事を見ていただきたいが、私は、これは単なるガセネタではな
いだろうと思っている。
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