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【社説】 参院選 実態は「政権選択選挙」だ
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投稿者 小沢内閣待望論 日時 2007 年 7 月 16 日 20:34:55: 4sIKljvd9SgGs
 

【社説】 参院選 実態は「政権選択選挙」だ
1 :うし☆すたφ ★:2007/07/15(日) 14:40:03 ID:???0
★社説:参院選スタート 実態は政権選択選挙だ

 参院選が始まり、舌戦も熱を帯びてきた。
「天下分け目の決戦」といわれるが、何をポイントに見ればいいのだろう。
 まず挙げなければならないのは参院選とはいえ、実態は「政権選択選挙」だということだ。

 憲法改正が悲願の安倍晋三首相は、憲法の改正手続きを定めた国民投票法や国家管理色を
強めた教育改革関連法を成立させるなど、国の在り方や針路を大きく変えようとしている。
 いわゆる「戦後レジーム(体制)からの脱却」(安倍首相)に信任を与えるのか、
それとも否として軌道修正を図るかが問われているのである。
 安倍首相は小泉純一郎前首相から政権を譲り受けただけで、まだ審判を受けていない。
この意味でも今選挙は国民の意思を示す絶好の機会であり、「中間評価」にはとどまり得ない。
 次に留意しなければならないのは、安倍政権の約10カ月をどうとらえるかである。
それは「実績」と「手法」の2つの側面から見るのが分かりやすい。

 次から次へと繰り出した重要法や対策は、安倍政権や与党がアピールするほどの
「実績」なのかどうか、十分吟味してみる必要がある。
 例えば最大の争点とされる年金問題。政府・与党は社会保険庁改革関連法や年金時効撤廃特例法を
打ち出したが、どの政権であれ責任をもって対処しなければいけない問題である。
 むしろ、なぜ今まで放置してきたのかという政治側の責任を問う声が高まっても何ら不思議はないのである。

 「政治とカネ」の問題もある。改正政治資金規正法は赤城徳彦農相の事務所費問題の急浮上によって、
「ザル法」であることがあらためて露呈した。
 改正国家公務員法は、従来慣行にすぎなかった天下りを「政府公認」にする危うさを秘める。
官公庁が関与できる余地が残っており、実効性にも疑問符がついたままなのである。

 「手法」はどうだろうか。衆院で与党が3分の2以上と圧倒的な勢力を占めているせいか、
やはり強引さが目立つと指摘せざるを得ない。(続く)

秋田魁新報 http://www.sakigake.jp/p/editorial/news.jsp?kc=20070715az

社説の続きは>>2-5


2 :うし☆すたφ ★:2007/07/15(日) 14:40:24 ID:???0
>>1の続き

 一方、衆参両院で劣勢にあるとはいえ、民主党をはじめ野党側が有効な対抗策を打ち出せず、
存在感が薄かったことも見落としてはならない。
 これらの点を踏まえた上で、各党が掲げるマニフェスト(政権公約)を29日の投票日までじっくり点検したい。
 年金は記録不備問題を早急に解決するのは当然として、将来にわたって制度を維持できるのかどうか、
つまり財源問題が本質だ。国民はそのことにもっと目を向ける必要がある。

 年金財源をどうするかは消費税率引き上げ問題とも絡む。消費税率アップは国の財政再建にも関係してくる。
どの党の公約の妥当性や実現性が高いのか。

 地方としては格差問題の解消も急務である。景気回復が実感できないばかりか、雇用不安も一向に消えない。
非正社員やワーキングプア(働く貧困層)の増加も依然、心配の種だ。

 暮らしの向上にどれほど手厚いか。それが国民が公約を見極める際、最も肝心なポイントといって差し支えないだろう。

以上

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