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(回答先: 「誰も罪を問われず、誰も悪い事をしていませんでした」との結論。 「お芝居」なら当たり前。 投稿者 新世紀人 日時 2007 年 7 月 15 日 17:08:15)
http://www.asahi.com/politics/update/0712/TKY200707110562.html
6者協議、核先行容認強まる 政府内、拉致進展へ苦悩
2007年07月12日01時24分
対北朝鮮政策をめぐって、当面は6者協議の下で拉致より核問題の論議を優先せざるを得ないという「核先行容認論」が政府内で強まっている。まず北朝鮮の核放棄に向けた「初期段階の措置」で関係国と歩調を合わせ、日朝対話の進展につなげようという考えだ。参院選公示を控え、安倍首相は「鉄の意志で取り組んでいく」と力説するものの、外務当局は現実との間で苦悩している。
「南北(朝鮮)、米朝、日朝の『3段ロケット』で進めていく」。最近の米朝急接近などを受けて、外務省幹部の口ぶりに変化が出てきた。日朝間対話が途絶える今、すでに火がついた南北、米朝の勢いを取り込む方がかえって日朝に弾みがつくという考え方だ。
小泉前政権時代に拉致被害者5人らの帰国が実現したが、安倍政権下では足踏み状態が続く。「どんな状況下でも筋論を言い続けるのが安倍首相のやり方」(政府関係者)ではあるが、外務省内には「いいか悪いかではなく、現実の中でいかに国益を実現していくかを考えなければ」(幹部)との声もある。
行き詰まり感を受けて、政府関係者は今年に入り、拉致解決の途中段階にあたる「進展」というキーワードを使い始めた。完全解決に至らなくてもエネルギー支援に参加する道を開いた。米朝対話が進むにつれ、今度は「非核化の進展も拉致問題の進展に結びつく」と理論武装を始めた。
ヒル米国務次官補も呼応し、6月に来日した際は「非核化の進展は拉致問題を進展させる交渉の土台になる」と言明。関係者によるとヒル氏は訪朝時、金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官にも「対日関係改善は北朝鮮にとっても利益が大きい」と呼びかけた。
ただ、政府は「進展」の具体的な意味については「北朝鮮が拉致問題を未解決であると認め、行動で示すこと」(塩崎官房長官)という以外は明言を避けている。「まだ北朝鮮と話をする時期ではない」(外務省幹部)とし、北朝鮮の金次官もヒル氏に対して、ほぼ同じ考えを示したという。
ある政府関係者は「我々も秋には支援参加の可否について答えを出さなければいけないだろう」と語る。参院選後から秋にかけて、6者協議で「初期段階の措置」以降の協議が進み、次のステップである95万トンの重油相当の支援にも話が及ぶとみているからだ。
安倍首相は、就任前後から圧力重視の姿勢を変えていない。参院選が近づくにつれ「私が首脳会談を行った70回すべてで、必ずこの問題を提議し、支持をいただいている」(8日、福井市での街頭演説)などと「外交的成果」のアピールに力を込めている。
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