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□「国民は私の話を聞きたい」 安倍首相の多弁とイライラ [J-CASTニュース]
http://news.livedoor.com/article/detail/3231226/
「国民は私の話を聞きたい」 安倍首相の多弁とイライラ
2007年07月12日19時31分
安倍首相の「イラつき」具合が加速している。党首討論会では、質疑者をさえぎってしゃべり続け、「国民は私の話を聞きたい」とまで言ってのける。さらに、持ち時間が過ぎているのに、それを半ば無視する形で、話し続ける。こんな調子で、安倍首相の声は、国民に届くのか。
質問に、政府の年金対策を延々アピール
第21回参議院選挙は2007年7月12日公示され、17日間の選挙戦が始まった。安倍首相も「オタクの聖地」とも言われる秋葉原で第一声をあげた。
だが、首相の弁舌は、かなり「滑り気味」なのだ。特にこれが顕著だったのが、前日の7月11日に都内で開かれた主要7政党の党首討論会だ。
討論会は、各党首による冒頭発言があり、その後に各党首の持ち時間6分以内で相手を指名して質疑応答するスタイルだ。安倍首相がハッスルしたのは、この質疑応答の時間帯だ。
民主党の小沢一郎代表が年金問題などについて3つ質問をすると、政府の年金対策を延々アピール。司会者に「持ち時間が過ぎている。簡潔に」と指摘されても、「簡潔に答えたいが、一度に沢山質問されたので回答したい」と、指摘を半ば無視する形で、さらに話し続けた。
新党日本の田中康夫代表とのやりとりでも、安倍首相の答弁中に、田中氏が「それは違う」と言おうとすると、「私は、あなたが話している時には口を出さない。しばらくおとなしくしていてください」とさえぎり、持論を話し続けた。田中氏は「6分の持ち時間のうち、4分以上総理にお話しいただきました。光栄です」と皮肉った。
政治資金規正法の不備について指摘される
首相が質問する番が回ってきたときには、「年金に対する民主党案は間違っている」などと、猛批判を展開した。
会場との質疑応答になっても、先日閉会したばかりの国会で成立した政治資金規正法の不備について指摘され、質疑者は「正面から答えていない」と感じたようで、発言をさえぎろうとすると、
「ちょっと黙ってて。これはニュース性がある話なので、国民はあなたより、私の話を聞きたいと思っている」
と言い放った。
実際に首相の発言を国民は聞きたかったのか。この討論会、NHKで生中継されていたのだが、関東地区での視聴率は3.5%(ビデオリサーチ調べ)。裏番組の「ごきげんよう」(フジテレビ系)は8.5%で、いわば「惨敗」だ。政治自体への関心の低さが投影されているのかも知れないが、「安倍発言」への関心も高いとは言えなさそうだ。
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□ 安倍「ドラクエ」若者目当て!? 小沢と対照戦法 [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007071210.html
安倍「ドラクエ」若者目当て!? 小沢と対照戦法
12日に公示された07年参院選。自民党を率いる安倍晋三首相(総裁)と民主党の小沢一郎代表が、それぞれの政治生命をかけて激突する死闘となるのは間違いない。そんな2人が第一声に選んだのは、実に対照的な場所だった。
安倍首相は同日午前10時20分から、「オタク」の聖地、東京・秋葉原で街頭演説。年金問題や赤城徳彦農水相の事務所費問題などの逆風にあえぐなか、まずは若者中心の無党派層にターゲットを絞ったようだ。
「活力に満ちあふれ、頑張れば報われる社会。人にも環境にも優しい社会を実現する。選挙は実績と政策を訴え、国民の判断を仰ぐもの。いい加減な政策か、裏付けがあるのか。問われるのは信頼性だ」
就任10カ月で、教育基本法改正や防衛庁の「省」昇格、国民投票法成立など、数々の実績を重ねてきた首相だが、その一方では問題が相次ぎ、内閣支持率は3割の「危機ライン」をも突破しており、表情にも険しさが漂った。
この日はちょうど、大人気ゲームソフト「ドラゴンクエスト」シリーズの新作発売日。平日ながら、秋葉原にはたくさんの若者が集まっていた。
その後、千葉市や埼玉県川口市、東京・渋谷などの繁華街を続けて遊説。「できるだけ多くの有権者に訴えたい。安倍首相と小沢氏のどちらが首相にふさわしいか判断してほしい」(党関係者)という。
一方、小沢氏は同日午前10時45分、岡山市内で第1声。
「国民の納めた年金保険料が役人に浪費されたばかりか、記録すらまともに管理されていなかった。今こそ、日本にまともな政治を取り戻さなくてはならない。この国を立て直そう」
今回の参院選に、38年間の政治生活のすべてをかける意気込みの小沢氏は、このほか、地方重視や格差是正に取り組む姿勢を強調した。
当初、政治の師である田中角栄元首相の「選挙は川上(地方)から」という教えを守り、岡山県の北端で、中国山地の山間にある新庄村(人口約1000人)から遊説をスタートする予定だった。しかし、大雨の影響で急遽(きゆうきよ)、岡山市内に差し替えることになった。
同県は、自民党の片山虎之助参院幹事長の選挙区であり、郵政造反組として自民党を離党したが、いまだに多くの支持者を持つ平沼赳夫元経産相のおひざ元。
小沢氏は前日(11日)、平沼氏の兄貴分的存在である国民新党の亀井静香代表代行とも会談しており、「岡山を選んだのは、小沢氏が参院選後に政界再編を仕掛けようという意欲の表れでは」(民主党事情通)と見る向きも多い。
これまで、小沢氏は地方の「1人区行脚」を優先し、メディアへの露出を控えてきたが、通常国会閉会を前後してテレビ出演も解禁。空中戦(メディア戦)でも全面対決を仕掛ける構えだ。
ZAKZAK 2007/07/12
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