★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK38 > 277.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
『世界歴史は日本を置いてきぼりにして次の時代に踏み出している!!』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20070711/CK2007071102031403.html#print
【神奈川】
『軍事力で解決困難』 ペリー元米国防長官講演
2007年7月11日
防衛大学校(横須賀市)で十日、国際防衛学セミナーが始まり、米国のウィリアム・ペリー元国防長官が「科学技術と安全保障」をテーマに基調講演を行った。この中でテロとの戦いについて「軍事力で勝利を得ることは困難。国際的な協力と文化や言語を理解する人材の養成が重要になる」との考えを強調した。
ペリー氏は、ステルス戦闘機などハイテク兵器開発を推進したことで知られ、クリントン政権下では国防長官を務めた。
ペリー氏は、湾岸戦争やイラク戦争でハイテク兵器が成果を収めたが、これがテロリストによる非対称戦争を招いたと指摘。「軍事技術ですべてを解決できない」と述べた。テロ集団については「国家が存在する限り存続する。軍事的な力で絶対的な勝利を得ることはできず、打ち負かすと考えるのは幻想だと思う」との認識を示した。
さらに、「テロ対策には文化的な理解が必要で、現在行っている(多様な)言語や文化を理解できる士官の養成は効果があると思う。そしてテロリストが生まれないようにする努力が大切だ」と強調した。
同セミナーは、軍事科学技術など防衛学教育をテーマに毎年開かれ、今回は米国や豪州、カナダとアジア諸国の計十二カ国の士官学校の代表が参加、十二日まで研究会などが予定されている。 (斎藤裕仁)
[転載以上]
[新世紀人コメント]
ペリー氏は口ではかなり過激な戦闘的発言をする人ではある。
http://wowkorea.jp/news/Korea/2007/0119/10019516.html
ペリー元米国防長官「韓中の圧迫なければ対北朝鮮軍事行動も」
これは今年一月の発言である。
しかし、彼は戦略的理論家なのである。
http://www.korea-htr.com/osaka/peri/perii.htm
題:米国・ペリー対北(朝鮮)政策調整官 報告書(非公開)
『米国の対北政策検討−検討結果と建議−』
クリントン政権下で政権末期に旧ユーゴ紛争にNATOと共に介入し旧ユーゴのインフラを爆撃により大規模に破壊したのは彼の後任のコーエンであった。
コーエンの罪は大きい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%83%B3
ウィリアム・コーエン
戦略的理論家しかも非ネオコン的戦略家の彼が、対米従属下のしかも最軍国路線のアベ政権下の防衛大学で『基調講演』を行う事が出来た意味と、その内容の意味を考えてみなければならない。
これは、明らかに米国内で対世界的軍事戦略の大きな変化が生じてきている事を意味している。
この基調講演は次世代の士官達に期待される姿を語っているのである。
破綻した姿を語っているのではない。
彼の講演を聞いた各国の士官達は頭の切り替えが出来たのであろうか?
つまり、自国民を虐殺弾圧したパキスタンのムシャラクの様な人物はもはや時代遅れで不要となり消滅するであろうという事を表わすものであるのだ。
米国の変化は何時も表に出る事はない。
アベのように、アベに追随する自民党員も国民も破綻した年金の事すら知らない有様であったのだから米国の変化を知ろうともしないであろう。
ベトナム戦争後の米中接近和解も日本の頭越しで為された。
果たして田中角栄のように日本政治を転換できる政治家を日本は出す事が出来るであろうか?
今回の朝鮮半島緊張の溶解も日本の頭越しに為されてきているのだ。
バスに乗り遅れるのは日本人なのだ。
イチローの「ランニング・ホームラン」を嬉しく悲しく想う私である。
しかし、米国合衆国体制も実は溶解しつつある。それは日本の財政破綻と天秤の関係にある。
日本の破綻は米国合衆国体制の破綻を招きつつある。
将来の復活の鍵は、
どちら側に再生の能力が秘められているかという事にある。
2 81 +−
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK38掲示板
フォローアップ: