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【政治】
与野党逆転へ『最大・最後のチャンス』 小沢氏、政界再編?で政権
2007年7月11日 08時08分
参院選で敗北すれば政界引退を表明した民主党の小沢一郎代表。「政治生命を懸けた戦い」というアピールを日ごとに強めている。長年、政局を主導してきた剛腕政治家が、この一戦にすべてを懸ける理由とは。そして、勝利すれば、どんな青写真で政権獲得につなげるのか。
小沢氏は今月五日、参院選で与野党逆転に失敗したら辞任すると表明。その三日後には、敗北すれば次期衆院選に出馬しないとまで踏み込んだ。
九日に発表された民主党マニフェストでは、冒頭八ページにわたり、二大政党制による政権交代にこだわり抜いてきた信念や波乱に富んだ政治家履歴を掲載。決意のほどは強まる一方だ。
小沢氏が今回の参院選を「最大のチャンスであり、最後のチャンス」と意気込む背景には、過去の苦い経験がある。
小沢氏は先に安倍首相との党首討論で「私も十数年前に一度失敗したので、今度こそ成功させたい」と述懐した。失敗とは、小沢氏主導で誕生した非自民連立の細川、羽田両内閣が、社会党(現社民党)の離脱など多党連立特有のもろさが出て、一年もたずに瓦解したことを指す。
これに比べて今は、野党内で民主党が圧倒。参院選で勝利する場合も「ほとんど民主党で過半数を取る形になるので、今までとちょっと違う」(小沢氏)。選挙で勝ちさえすれば、味方に足をすくわれるリスクは比較的低く、この違いが小沢氏を高揚させているというわけだ。
また、細川政権発足当時五十一歳だった小沢氏も、今や六十五歳。健康問題も指摘され、最後のチャンスという思いがあっても不思議ではない。
(東京新聞・高山晶一)
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