★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK38 > 182.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
参院選、激戦の地 大物続々 各党、総力戦を展開
参院選公示まで三日。鳥取選挙区は自民党現職の常田享詳氏(63)、民主党新人の川上義博氏(56)、共産党新人の市谷尚三氏(69)が三つどもえの戦いを繰り広げている。激戦を物語るように、自民、民主両党が同選挙区を重点区に指定し、大物幹部が続々と来県。公示日には、小沢一郎民主党代表が石破茂自民党県連会長の地元、八頭町に来町。自民党も公示後に安倍晋三首相の来県予定が組まれ、総力戦が展開されそうだ。
自民党は六月以降、「参院のドン」とされる青木幹雄参院会長、小泉純一郎前首相側近の武部勤前幹事長、小坂憲次前文科相らが来県し、マイクを握った。
公示後も常田氏の県内三地区の決起集会で、麻生太郎外相、中川昭一政調会長、小池百合子防衛相といった大臣、党三役クラスが弁士を務めることが決まっている。
九日午後二時過ぎ、安倍首相から直接電話を受けた山根英明県連幹事長は「『頑張って下さい。出来る限りのことはします』と言ってもらった。安倍首相はもちろん、できるだけ多くの幹部に応援に来てもらう。自民党の支持層を取り戻し、無党派層を取り込む」と意気込み、さらなる大物幹部の来県を示唆した。
一方、民主党は、前原誠司前代表、岡田克也副代表(元代表)ら知名度のある政治家が相次いで県内の集会などで演説。今月四日には小沢代表が川上陣営を“電撃訪問”して陣営を引き締めた。
「鳥取で勝てれば全国で勝てる」と同選挙区の戦いに息巻く小沢代表は、十二日に再び県内入りし、八頭町内で街頭演説を予定。敵陣の“総大将”といえる石破県連会長のおひざ元に「殴り込み」をかける格好だ。
川上陣営は「自民党の象徴は石破氏。自民支持層の強い農村部に切り込むことは大きな意義がある。山間部の“川上”から川下にどぶ板で攻める小沢戦略だ」。公示後も県内三地区で開く決起集会で、党三役などに出席要請している。
県内で比例票八万票を目標に掲げる公明党は、十日に浜四津敏子代表代行が米子市で街頭演説。銀杏泰利県本部代表は「党代表クラスが来県することはあまりないことだが、それだけ厳しい選挙になっているということだ。比例区のてこ入れの意味もあるし、自公でしっかり勝ちたい」と力を入れた。情勢次第では、今後も大物が来県する可能性がある。
市谷氏を擁立した共産党は十五日、石井郁子党副委員長を送り込み、鳥取、米子、境港の三市で演説を繰り広げる。党幹部などの来県で、陣営は「存在感をアピールし、士気を高めたい」と話している。
社民党は選挙区の候補者がいないことから、党幹部の来県は要請していないという。
国民新党も選挙区では公認候補はいないが、党本部は川上氏を推薦。県支部の小林正義代表は「党三役クラスの来県予定は今のところないが、状況によっては検討したい」としている。
このニュースを友達に教える
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK38掲示板
フォローアップ: