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□覚醒剤で…生活費工面できず、元工作員いつかキタ道 [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007071005.html
覚醒剤で…生活費工面できず、元工作員いつかキタ道
実態暴露で一時期裕福もメディアから「用済み」
北朝鮮製の覚醒(かくせい)剤を密売していたとして韓国・ソウル警察庁は北朝鮮の元工作員、安明進(アンミョンジン)容疑者(39、写真)を逮捕した。横田めぐみさん、増元るみ子さんら日本人拉致被害者を北朝鮮で目撃したり、北の暗部を次々と暴露していた安容疑者。マスコミへの露出は多かったが、「生活はかなり困っていた」(友人)といい、韓国で社会問題となっている脱北者の生活難は、拉致問題のキーマンでも人ごとではなかったようだ。
軍人の子息として生まれた安容疑者は1987年、工作員養成機関の金正日(キムジョンイル)政治軍事大学へ入学。在学中に横田さんはじめ合計11人の日本人を目撃したと証言した。93年5月に卒業後、同年9月に韓国へ工作員として潜入し、作戦展開中に亡命の道を選んだ。
安容疑者は90年代後半から拉致被害者の目撃以外にも拉致の方法、殺人教育、ソウルのミニチュア都市の存在といった工作機関の実態を日本のメディアで暴露していった。自著には、98年2月の金大中(キムデジュン)政権誕生以降、韓国の情報機関・国家情報院からの風当たりが強くなり、「亡命直後に就職したガス公社の職場も、失ってしまった」と記していた。
一方で「北を出たのが早かったので、脱北者の中では裕福な方。車も持っていたし…。近年は脱北者の人権団体と親しくしたり、中国東北部で日本のメディアの案内人をやったりしていた。日本にも“別荘”があった」(ソウルの知人)と、北朝鮮問題がクローズアップされたことで羽振りが良くなった時期があったという。
ところが、「今では北朝鮮コーナーが少なくなり、活躍の場が減った。また、知り得ない政権中枢の情報など現実とかけ離れた証言を話したり、脱北がかなり以前だったこともあり、メディアが『用済み』とみていた」とは日本国内の研究者。
「もともと読書好きで『工作員教育では戦い方を習ったが、今度は頭脳戦で頑張りたい』と、大学教授になることをあこがれていた」(ソウルの知人)という。
だが、親しい友人は「生活に困っているのは知っていた。今年に入って連絡がまったくつかなくなり、心配していた」と、最近は音信不通だったという。
中国・延吉で北朝鮮が経営するレストランに入り、北の接待員と話していたとの情報もあり、元工作員らしく行動は闇に包まれていた。
ZAKZAK 2007/07/10
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