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□選挙後に始まる自民・二階、民主・小沢の“師弟対決”の見もの [読売ウイークリー]
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070710-04-0202.html
2007年7月10日
参院選(4) 選挙後に始まる自民・二階、民主・小沢の“師弟対決”の見もの
162日間の長い通常国会で、公務員制度改革関連法、憲法改正手続きを定めた国民投票法、米軍再編特措法などの重要法案を次々成立させ、自民党内で株を上げたのが、二階俊博・国会対策委員長だ。党内では「次は三役入り」との観測も流れ、小泉純一郎・前首相も、
「とんとん拍子で法案をあげ、見事だっ!」
と賛辞を惜しまない。
ただ、国会終盤では勢い余って、残業代の割増率の引き上げなどを柱とする労働関連3法案も成立させようと画策。公務員法案の処理に追われる参院自民党が「これ以上、法案をもってくるな」と強く拒否し、“ミソ”もつけた。
二階氏はイデオロギーより、実利を重視する実務派タイプ。観光族議員の代表的存在で、「ハッピーマンデー」と呼ばれる3連休の実現や、中国との観光交流の拡大に努めてきた。派手さはないが、秘書、地方議員時代から培ってきた堅実な手腕には定評がある。
二階氏の天敵は、民主党の小沢代表だ。過去、新生党、新進党、自由党で「忠実な部下」として仕えたが、2000年にたもとを分かち、今は口もきかない犬猿の仲となっている。
労働3法案の成立に二階氏が固執したのも、法案に賛成する連合と、賛否が決められない民主党の関係にくさびを打ち込み、小沢氏を揺さぶる狙いがあった。
そんな二階氏に、かつての兄貴分小沢氏がお灸をすえるのかどうか、両氏の対決は参院選後にクライマックスを迎えるというのがもっぱらの見方なのだ。
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