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赤城農水相事務所費、後援会も前言撤回
赤城徳彦農水相(48)の後援会の事務所費問題で、実家の事務所は活動実態がないとしていた後援会の青木来三郎代表(85)が9日、両親に続いて前言を翻した。青木氏は問題発覚後、地元の赤城氏の後援会関係者から活動しているとの説明を受けたという。実家に住む赤城氏の両親も8日に前言を翻しており、赤城氏が7日に農水省内で説明した内容に、2日間できれいに一致する形になった。
青木氏は茨城県古河市内の自宅で会見し「使っていたそうです」と話した。青木氏は7日までの日刊スポーツの取材には「活動実態はない。代表だったことも知らなかった。裏切られた」と激怒していた。しかし、この日の会見では笑顔。「発言を翻したのはなぜか」と問われ「説明不足でした」と回答し発言が変わった理由については「変わったわけじゃない。説明不足でした」と強調した。
発言内容が変化した理由については「(活動実態があると)後援会から聞いた」と説明した。後援会幹部で、実家のある筑西市内の自民党の加倉井昭喜県議(65)から「言ってきた」という。また、代表だったことを「知らなかった」との7日までの発言については「会長という認識で代表ではないと思っていた」と説明したが、収支報告書上「代表」だったことは「知っていた」と答えるなど、会見内でも発言が翻った。
赤城氏の後援組織の中でも重鎮にあたる青木氏は「私は雲の上の存在だからね」と実務的な仕事には関与していなかったことを強調した。また、活動を統括する「実際の代表はだれか」と問われると「いない」と回答。後援会の活動実態に疑問を残す形となった。
青木氏に活動実態があると説明した加倉井氏は同日夜、筑西市内の自宅で報道陣に対し「実家で、年に1〜2回活動している」と話した。同氏は赤城徳彦後援会内の実家周辺地区の後援会を統括しているといい、今年は2月に実家内で会合を開いたという。この時は30〜40人が出席し「手作りのおにぎりと、お茶が出された」という。しかし、実家内で行った後援会活動でかかった経費の領収書については「(会計責任者に)渡したことはない」と話した。
青木氏は「(赤城氏は)もっと詳しく説明した方がいいんじゃないか」と詳細な説明による疑惑の払しょくを希望。領収書の公開の必要性については「良心の問題」とした。
[2007年7月10日8時47分 紙面から]
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