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□小沢勝利確信「負けたら政界引退」発言の真意とは [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007070910.html
小沢勝利確信「負けたら政界引退」発言の真意とは
浮かれムード引き締め、士気高め
民主党の小沢一郎代表(65)が、12日公示の参院選で与野党逆転を果たせなかった場合、政界を引退する考えを表明した。すでに、同条件で代表を辞任する意向を示していたが、さらに鋭い一歩を踏み出す事で、責任ラインについて発言を避け続ける安倍晋三首相(52)との違いを際立たせる狙いがあるようだ。
「国民の皆さんがわれわれを選択してくれると確信しているが、万が一の場合は、わたしが政界にいる必要はないと思っている。心の中ではそういう決意だ」
8日午前、フジテレビ系「報道2001」に出演した小沢氏はこう語った。口調はおだやかだったが、発言後は真一文字に口を閉じ、決意にあふれる表情をみせた。
小沢氏はすでに5日、報道各社とのインタビューで、参院選で与党を過半数割れに追い込めなければ代表を辞任する意向を表明。8日の発言はさらにハードルを上げて、安倍首相との違いを見せつけるとともに、「やや浮かれムードにある党内を引き締め、『勝つしかない』と士気を高める狙いがある」(民主党幹部)。
実際、同日夜には渡部恒三党最高顧問が秋田市での集会で、「小沢代表が『負けたら辞める』と言ったそうですが、私もやめる」と呼応。「自民党を飛び出してここまで来て、政権政党を作らないといけないという気持ちは同じだ」と語った。
徳島市を訪れていた鳩山由紀夫幹事長も「2年前の衆院選では、小泉(純一郎前首相)の覚悟がすごかった。われわれはあの覚悟に負けた。それを今回は、小沢さんが示された」と絶賛。若手議員からは「ベテランたちの並々ならぬ決意を感じる。ぐっときた」との声が漏れる。
対する自民党は防戦に躍起だ。ベテラン議員の1人はこう反発する。
「小沢発言は単なるパフォーマンスだ。世論調査の結果を見て、勝てると踏んだから言ったまでのこと。だいたい、こうなれば辞める、などと取引条件みたいな形で進退を述べるのはいかがなものか」
だが、ある中堅議員は「これは小沢氏が仕掛けたチキンレース。首相は安易に絶対に乗ってはいけない」としつつも、「悔しいが、国民からみたら選挙にかける決意の差を感じてしまうかもも」と不安を口にする。
果たして首相は、どのような反撃を見せるのか。
ZAKZAK 2007/07/09
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