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安倍内閣の対応、７割評価せず 年金記録不備で相談の１００人【中日新聞】
2007年7月8日 17時16分
社会保険庁の年金記録不備問題で、全国の社会保険事務所に相談に訪れた１００人に共同通信が８日までにアンケートしたところ、７割近くがこの問題への安倍晋三内閣の対応を「評価しない」と答えた。８割は参院選の争点として年金を重視していると回答。「年金」に不安を持つ多くの人が年金行政に厳しい目を向けている実態が浮かんだ。
調査は７月上旬までの１週間、全国４７都道府県の社会保険事務所に相談などで訪れた人に面談して実施。２０代から８０代の男女５０人ずつから回答を得た。
その結果、６６人が安倍内閣の年金記録不備問題への対応を「評価しない」と答え、「評価する」は２９人、「分からない」は５人だった。
評価しない理由としては、「選挙に向けた政策」「選挙前の人気取り」といった与党の参院選対策とみる声が目立った。仙台市の男性会社員（５９）は「対応が後手後手」と指摘。
評価する理由では、和歌山市の無職男性（６８）は「政府が号令をかけなければ社保庁が動かず、私の記録漏れも闇に葬られたままになっていた」と述べた。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007070801000307.html
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