「しんぶん赤旗」2007年7月2日（月）付15面

まど　消える「政党」の存在

　「『信仰の場』で選挙活動とは」という投書が六月二十五日、朝日新聞の声欄に載りました。創価学会の会館で開く地区座談会で「参院選の投票練習」をさせている。非課税の宗教施設で選挙をすることに疑問を持ったという内容です。
　○…学会を名指ししたこの種の記事は珍しいけれど、創価学会内部ではそんなに珍しくはありません。例えばいっせい地方選直前に高松市で開いた学会地区部長会。県の婦人部長が「今日から県会一本の戦いに突入」と宣言、期日前投票をこと細かに指導し、三十分の集会すべてが選挙の話でした。
　○…三月の東京・台東区議選。告示二日前に地元の「池田講堂」で開いた出陣式では「タスキの儀」という儀式がおこなわれました。学会幹部が五人の候補者に選挙タスキを授与するもの。候補者は公明党を看板にしても、実際は学会から与えられた任務だということをあらわす儀式だそうです。
　○…昨年十月には、地域の学会副本部長や地区リーダーによる候補者別遊説隊（Ｕ隊）を編成していました。学会内部文書を見ると、Ｕ隊の運行計画から本番中の選挙事務所の移動体制、候補者ごとの「大勝利大会」を担当する壮年・婦人部の配置、区議選と区長選の投票順の指導、そして投票日翌朝の「勝利集会」の準備まで、すべてを創価学会が企画し、配置し、取り仕切る仕組み。選挙の現場では「公明党」という存在自体が消えてしまう。そんな構図が見えてきます。
（虎）

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＜朝日新聞「声」欄から＞創価学会の選挙活動の実態がリアルに!（IZ::WordPressでBlog生活）
http://www.asyura2.com/07/senkyo36/msg/1278.html
投稿者 gataro 日時 2007 年 6 月 26 日 17:30:39: KbIx4LOvH6Ccw

ふたたび創価学会の政治活動の実態が（Internet Zone::WordPressでBlog生活）
http://www.asyura2.com/07/senkyo37/msg/557.html
投稿者 gataro 日時 2007 年 7 月 03 日 19:43:50: KbIx4LOvH6Ccw

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