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□若尾意外に善戦、丸川は苦戦…全有名候補当落予想 [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007070515.html
若尾意外に善戦、丸川は苦戦…全有名候補当落予想
12日の公示が迫った参院選(29日投開票)が政局に直結する気配が濃厚となったきた。久間章生前防衛相の原爆投下「しょうがない」発言や消えた年金問題の影響もあり、安倍晋三首相率いる自民党に大逆風が吹き荒れているからだ。与野党は「天下分け目の戦い」で敵将のクビ取りに向け、集票マシーンとなる有名人を多数擁立している。あの話題の候補は当選できるのか。
「有名人候補は飽きられつつあるが、政党支持者以外にもアピールできるため、各党も指をくわえていられない。ただ、今回は人数は多いが、大物は少ない印象だ」
有馬氏は語る。
【自民党】
久間発言の直撃を受けているのが、久間氏の出身県である被爆地・長崎選挙区だ。国見高校監督としてJリーガーを多数育てた小嶺忠敏氏=顔写真右=が出馬するが、「やや優勢」から一転、「苦戦」となった。
「先週までは接戦の中、一歩リードしていたが、久間暴言で流れが変わった。もともと小嶺氏は久間氏が引っ張り出した候補。しかも、長崎は1人区だけに打撃は計り知れない」(小林氏)
「行列ができる弁護士」丸山和也氏=比例=と、自衛隊イラク派遣で「ヒゲの隊長」として活躍した佐藤正久氏=同=は「優勢」。やはり丸山氏は、テレビ出演の知名度があり、トップ争いに食い込む勢い。「佐藤氏は防衛関連票だけで強い」(有馬氏)
北朝鮮による拉致問題を担当し、安倍首相の信頼が厚い中山恭子首相補佐官=比例=も「優勢」か「やや優勢」。
その人柄に好感度が高いようだ。
ヤンキー先生の義家弘介氏=比例=と、元アナウンサーの丸川珠代氏=東京=は、苦しい戦いを余儀なくされている。 「義家氏はタレント乱立で埋没傾向。丸川氏は上昇機運にない。自民党の事前調査でも5議席目の最下位争いを展開している」(小林氏)、「丸川陣営には石原伸晃幹事長代理が付いているが、“石原軍団”の神通力がどこまで通用するのか」(有馬氏)
【民主党】
さくらパパの横峯良郎氏=比例=は「優勢」の戦い。1985年の日本シリーズ優勝に貢献した元阪神の長崎慶一氏=同=は「苦戦」。
「横峯人気は全国区。週刊誌の醜聞もキャラクターの範囲内」(有馬氏)。長崎氏は、掛布雅之やバース、岡田彰布といった優勝メンバーの中では地味で、今後は阪神ファンの動向次第か。
同性愛者とカミングアウトした尾辻かな子氏=同=と、元リポーターの青木愛氏=同=はともにやや苦戦。「同性愛者は全国に多数いる(100万人説も)が『尾辻氏を国会に!』でまとまるか。青木氏は元衆院議員の安定感で滑り込めるか」(小林氏)
【国民新党】
前代未聞の「元大統領出馬」となるアルベルト・フジモリ氏=比例=は、分析が割れた。チリから出国できず、事実上、選挙運動ができないのはマイナスだが、『元ペルー大統領』という話題性が強みか。
関口房朗氏、ペマ・ギャルポ氏、中村慶一郎氏は、いずれも苦戦を余儀なくされている。「3人は、亀井静香代表代行への友情もあり、党勢の底上げに立ち上がった」(小林氏)
【新党日本】
前長野県知事の田中康夫氏=比例=は、知名度もあり「当確」の勢い。「物事をハッキリ言う姿勢がいい。あの顔を知らない人はいない」(有馬氏)。選挙戦に入って、党首討論などで他党党首と並べば、より存在感が際立ちそうだ。
有田芳生氏は、「知名度はあるが選挙向きではない」(小林氏)と、苦しい戦い。
【共生新党】
黒川紀章氏=東京=は届きそうもないが、意外や妻の若尾文子氏は善戦している。「黒川氏はやはり厳しい。若尾氏は人気が高い。特に地方の反応はよく、『若尾さんはどうでしょうか』と必ず聞かれる」(有馬氏)、「青春時代、若尾氏の映画を見た高齢者の郷愁を誘う」(小林氏)。
【無所属】
川田龍平氏=東京=も善戦しているが、“選挙マニア”ドクター・中松氏と、羽柴秀吉氏はいわゆる独自の戦い。
「川田氏は命がけで訴える演説が心を打つ。世論調査の数字もいい」(有馬氏)
【年金は無関係】
今回の参院選で、最大の争点は年金問題とされるが、小林氏は、「有名人候補に年金問題はあまり関係ない。視聴率争い、人気投票と同じ。ただ、お気に入りの有名人に投票することが、所属政党の得票になることを理解して投票してほしい」と話している。
ZAKZAK 2007/07/05
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