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政治
参院選 道内各党「年金」で戦略 自民「かつてない大逆風」 民主・楽観論戒め独占狙う(06/29 07:28)
参院選の投票まで残り一カ月となり、道選挙区(改選数二)に候補を擁立する道内各党は臨戦態勢に入った。先に北海道新聞社が実施した道内世論調査では、調査対象者の約八割が年金問題を最大の争点に挙げており、選挙戦でも年金が焦点となることは間違いない。各党とも年金問題を軸に支持を訴える構えだ。
世論調査では、支持政党も聞いており、民主党が31・6%で、自民党の20・9%に大差を付けている。背景には、年金記録漏れ問題への不満があるとみられる。
現職の伊達忠一氏(68)を擁立する自民党では、二十八日に札幌市内で開いた道連選対委員会役員会で「かつてない自民党への大逆風だ」「簡潔な政策を打ち出さなければ無党派に浸透できない」などの声が相次いだ。
同党道連の情勢分析では、民主党現職にリードを許しているものの、「当選圏内には滑り込める」との結果が出ており、年金問題に対する政府・与党の実績を訴えながら、浸透を図る考えだ。
現職の小川勝也氏(43)を公認した民主党は、推薦する無所属新人の多原香里氏(34)と合わせ、二議席独占を狙う。同党道連幹部は「伊達氏に一歩先行を許している」「街頭演説でも追い風は感じられない」と楽観論を戒め、年金問題で無党派層にアピールする構えだ。
多原氏陣営は、札幌市内を中心に街頭演説を行い、知名度アップに懸命。陣営幹部は「格差問題に加え、演説では年金や福祉に力を入れるようにしたい」とし、年金問題をてこに、支持を広げたいところだ。
新人の畠山和也氏(35)を擁立する共産党は、年金問題について、「頭を飛び越えていく風か、背中を押してくれる風かは、今後一カ月間の運動にかかっている」とし、政府の失政を訴え、支持拡大を図る方針。新人の浅野隆雄氏(51)を立てる社民党も、年金問題や憲法問題などを通じて他党との違いを有権者にアピールする考えだ。
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