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自民、04年より逆風 「年金選挙」1カ月前 世論調査
2007年07月05日06時07分
朝日新聞社の連続世論調査(電話)によると、参院選の投票までほぼ1カ月の時点で、自民党への逆風は、同じく年金問題が争点となった04年よりも厳しいことがわかった。比例区の投票先をみると、自民党は、民主党に競り負けた04年より民意の支持を取り付けられていない。だが、同時に無党派層は拡大し、年金問題での民主党の取り組みへの評価も低い。巨大な「年金不信任」層を2大政党のどちらが取り込めるかが焦点だ。
比例区の投票先、自民、民主を挙げた人は…
連続調査は5月12、13日から毎週末に実施。6月30、7月1日で8回目となった。毎回、比例区の投票先を「いま投票するとしたら」と質問しているが、自民は5月中旬をピークに減少し、民主は5月下旬から上下しながらも増加傾向にある。自民は当初、民主をリードしていたが、年金記録が問題化したあと逆転され、いったんは並んだものの、8回目で再逆転された。
04年参院選でも投票日の約2カ月半前から連続調査を行い、ほぼ同じ形で比例区の投票先を聞いた。今回の8回目と同じ時期の選挙1カ月前までは自民が民主をリードしており、今回はこれまでのところ自民の落ち込みが特徴的だ。
04年は公示直前に民主が自民に追いつき、選挙期間中に逆転した。選挙結果も民主が50議席(比例区19議席)を獲得、49議席(同15議席)の自民に競り勝った。ただ今回はなお、民意が民主に傾いたとまでは言えない。
連続調査で政党支持率をみると、自民は3回目から3割を切る状態が定着し、8回目には25%まで下がった。かたや民主は5回目に19%まで伸ばしたが、その後失速、8回目も16%と弾みがついていない。存在感が増しているのが無党派層で、ここにきて半数を超えている。
◇
〈調査方法〉 全国の有権者を対象に「朝日RDD」方式で電話調査した。対象者の選び方は無作為3段抽出法。有効回答と回答率は第5回が1038人、60%、第6回が1041人、59%、第7回が1095人、64%、第8回が1013人、62%。
〈連続世論調査〉 参院選への有権者の意識を探るため、今回も前回(04年)も投票日の約2カ月半前からおこなっている。ともに有効回答は1000人が目標。今回は毎週実施。前回は5回目まではほぼ2週間おきに、それ以降は毎週実施した。
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