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民主党は自民党と同じ穴のムジナと言うのは共産党ばかり?
否。
ここに、自民党支持者らしき人からの小沢へのエ―ルがある。
参考までに、投稿する。
以下、http://youkoclub.blog87.fc2.com/blog-entry-492.htmlより転載。
党首討論に思う
2007年07月02日(Mon)
Category国内政治・社会問題
党首討論で感じたのは、安倍首相と小沢党首の政治思想信条の基本的部分に鋭く対立するような差異はない。安倍首相の行っている「公務員改革」「地方分権」「官邸機能強化」は、従来の小沢党首の思想である。ここで問題になるのが、何によって、両者の思想が歪められ、捻じ曲げられ、対立構図が生まれているのか、という問題であろう。
問題は4つあると思われる。
・支持団体の時代錯誤⇒民主党の官公労『自治労』『日教組』(行政の無駄を省けない)、安倍政権の追憶のカルトの系譜『ウヨ思想』(「靖国問題」「従軍慰安婦問題」「人権軽視」の姿勢である。昭和の思想を是とし、明治の思想「江戸の思想の系譜」との差異を軽視する。より言えば、皇国史観で排仏思想の為歴史の空白がある皇紀2600余年。)である。
・小泉後継内閣⇒小泉首相の影響力の大きさ
・マスコミ⇒無理やり差異を強調しようとし恣意的報道になっている。報道によって、両者の時代錯誤を強調されすぎている。
・二大政党制神話⇒机上の理念であり、トレンド維持の為に、烏合の衆が無理に対立機軸を作ろうとして、寧ろ、差異が見えにくくなる。
双方とも、ネックになっている足枷を外す事が重要である。
また、参議院選挙の争点として、関心の高い社会保険庁労働問題・年金問題がある。安倍案の証拠無しでは認められない(正直者は馬鹿を見る)、小沢案の申請全てを認める(嘘つきが得をする)、何れの案にせよ、社会保険庁職員によって台帳を処分された時点で、国民に公正である事は不可能になった。
「年金をネコババされたい人は自民党へ」という下品なスローガンを掲げた民主党、その民主党の年金政策を安倍首相が具体的に批判した。民主党は、基礎年金を全額税金で賄う。その財源は16兆円にもおよぶ。小沢党首は、次のよう説明した。
・給付には所得制限をつける⇒事実上の給付カット(年金支給額の減額)
・コスト13兆円だが、国庫負担は6兆円で、補助金全廃でできる⇒補助金の3分の2は社会保障費でであり、福祉切捨て政策である。
・行政の仕組みを変える⇒具体案無しで、自治労の支持があってできるのか。
民主党案に具体的且つ実施可能な年金政策は無いと思われる。
小沢代表は、「(久間大臣の発言は)国務大臣として、非常に不見識な、不適当な発言」、「核兵器を使ったことはよくなかったとアメリカに認めさせることが、私は核廃絶への大きなスタートになるのではないかと思うが」と述べた。これに関しては、正論であるが、日本は米国の核の傘の下に居る。核の傘が幻想であるか、機能するかは別問題として、そういう認識が国際社会で一般的であろう。それを踏まえて、どのような方法があるのか、そこは民主党は提示していない。四季桜は、過去のエントリーで述べたように、核廃絶交渉のテーブルに着くために、日本が核武装するのも選択肢である、と考える。核廃絶と言う崇高な目的の為の核武装であり、平和のための核武装である。
思うに、政策本位で考えるなら、安倍晋三・小沢派・民主若手は連携できるはずである。それが出来るなら強力な政権になり、国家の抜本的改革を断行できる。そして、「行財政改革(官僚制打破)」「政官産学労複合体打破」「憲法改正(国家論)と国防」「格差政策(どの格差をどの程度認めるか、生存権とはどの水準か)」、「食料自給率・エネルギー自給率」国民新党が主張する「郵政民営化の見直し・修正」、世界的潮流のイラク戦争の賢愚(小泉喚問と告発)、これ等の問題に真正面から向き合うべきである。
上述の連携とは、超党派による部会でも良い、勿論、そこに民間の識者(シンクタンク、NGO、教授)も加わるべきである。そこで知的集積を行うべきである。例えば、米国のアーミテージリポートのようなもので良いのである。
今の日本は崖っぷちであり、二大政党制ごっこに興じているほど余裕は無いのである。政局の混迷を深めれば深めるほど、国民の痛みは大きくなる。
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