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【参院選2007 愛知のニュース】
討論会にも飛び火 久間氏原爆発言
2007年7月2日
参院選愛知選挙区(改選数三)に出馬する候補予定者による公開討論会が一日、愛知県西尾市で開かれたが、野党の共産、社民党の候補予定者が、久間章生防衛相が米国の原爆投下を「しょうがない」とした発言を急きょ取り上げ、「許すことはできない」と批判した。他党の候補予定者は壇上ではこの問題に沈黙したが、自民現職は「参院選への影響は分からない」、公明現職は「遺憾だ」と討論会後に述べ、連立与党の中でも受け止め方に差がみられた。
◆批判強める野党/自民は戸惑い顔
討論会は日本青年会議所などが主催し、国会に議席を持つ自民、民主(現職と新人)、公明、共産、社民の五党の立候補予定者六人が出席した。
冒頭の自己紹介の中で、社民新人の平山良平氏は、一九九五年に仏核実験再開の反対署名に中学生も参加した体験を話し、「戦争は抑止すべきで、戦争や米軍のしたことはしょうがないとの発言を許してはいけない」と批判。共産元職の八田ひろ子氏も「許せない暴言。こんな暴走にストップをかけるのが参院選の争点だ」と語気を強めた。
だが、約二時間の討論会で、予定になかった久間発言が取り上げられたのはこの時だけ。終了後、自民現職の鈴木政二官房副長官は記者団に「(久間氏が)どんなことを話したのか分からず(コメントの)言いようがない。参院選への影響も分からない」と述べ、車に乗り込んだ。
公明現職の山本保氏は、核兵器を「近代科学が生み出した“悪魔”で、使うことに正当性はない」と強調し、「報道されている通りなら、遺憾だ」と明言。参院選への影響は「個人の発言を政争の具にすべきではないが、最終的には国民が判断すること」とした。
一方、民主現職の大塚耕平氏は「報道の通りだとすれば、被爆国の大臣として不適切な発言だ」と述べる一方、今後については冷静に対処する姿勢を示した。民主新人の谷岡郁子(くにこ)氏は、憲法改正論議と合わせ「軍国少年がつくられた昭和十年代に似てきている」とし、「軍国主義に再び進むのか、別の道を歩むのかが問われる選挙になる」と述べた。
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