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(回答先: 被爆地として容認できぬ=久間氏発言で長崎市長 [時事通信] 投稿者 white 日時 2007 年 6 月 30 日 19:56:15)
久間防衛相:発言に被爆地から怒りの声 一方で複雑さも
原爆投下を「しょうがないなと思っている」と語った久間章生防衛相の発言に、長崎、広島の被爆地から30日、怒りの声が上がった。一方で、元長崎市長の本島等さん(85)は「日本の戦争責任をもう一度考えるきっかけを与えてくれた」と一定の理解を示し、原爆投下の総括ができていない被爆地の複雑さものぞかせた。
爆心地から1.4キロの地点で被爆した「長崎の証言の会」の内田伯代表委員(77)は「広島、長崎で高熱地獄の中で死んでいった25万人の死をやむを得なかったと言えるのか。人間の尊厳を真正面から壊すような発言だ」と反発。「被爆者や遺族は米国へのおん念
を持って生きてきた。その米国をなぜ擁護しなければいけないのか」と怒りをあらわにした。
被爆者の元長崎大学長、土山秀夫さん(82)は「まさか、長崎選出の国会議員の発言なのかと耳を疑った。2発目の原爆投下だった長崎は、さらに不必要な投下であったはず。歴史への勉強不足であり、無知そのもの」と憤り、「発言における責任を取るべきだ」と久間氏に辞任を求めた。
一方で、79〜95年に長崎市長を務めた本島さんは「今の時期になぜ、こういう発言をしたのか分からない」と疑問を呈したうえで、「被爆地では今も被害だけを強調する傾向がある。原因があるから結果がある。日本が戦争を始めなければ原爆投下はなかった」と話す。本島さんは日本の加害を問い続け、市長落選後は「原爆投下は仕方なかった」と繰り返してきた。
原爆投下を巡っては、昭和天皇が75年10月の記者会見で広島への投下について「遺憾に思っている。戦争中のことなので、広島市民には気の毒なことであるが、やむを得なかった」と発言。本島さんは「当然の認識で僕も同感。久間さんの発言も同じで、原爆の肯定だ、容認だと批判するのはおかしい。天皇陛下も原爆容認論だと批判するのか」とも指摘した。【横田信行、柳瀬成一郎】
毎日新聞 2007年6月30日 23時17分
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070701k0000m010128000c.html
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