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この問題の一連の動きを辿っていただければお判りになると思うが、
始めの頃のメディアの扱いでは、
◎朝鮮総連が建物の「差し押さえ」を逃れる為に土屋弁護士と緒方弁護士その他の二人と共に計画してビルの売却を偽装した疑いがある。…その様な論調だった。
ところが最近では、
◎朝鮮総連と土屋弁護士は『被害者』であり、緒方弁護士と他の二人が共謀?して金(と建物も?)を騙し取ろうとした。…として三人を逮捕したと言う扱いになってしまった。
結論から言えば、
「朝鮮総連と顧問弁護士の土屋氏」には手を触れる事は出来なかったと言う事である。
総連にも土屋氏にも多くの支持者や団体が控えている。彼等の総てを敵に回すと安部政権は吹っ飛びかねない騒動となるかもしれない。それも怖かったのではないのか?
◎"この事件の闇は深い"…本当は朝鮮総連と土屋弁護士を徹底的に叩くつもりだったのではないのか?
しかし、恐らくアベ政権と背後に控える飴屋支店が進めていたであろうこの「シナリオ」に「妨害」が入って、途中から「シナリオ変更」となり、
朝鮮総連にはお咎めなしとし、むしろ被害者として扱う事とし、その為に詐欺士として三人を仕立て上げて事件を終わらせようとしたのではないか?
「総連を叩く事は許さん!」この様な指令が飴屋本店から通達されたのかも知れない。
緒方弁護士を詐欺士の仲間として扱わなければどうなるか?
◎"もしも"怪しげな二人に総連・緒方・土屋の三者が罠にかけられたと言う事が本当であれば、罠に掛けた"謀略"は隠す必要があるので、緒方氏をも詐欺士の仲間として扱っておく必要がある。そうしないと謀略が明らかになってしまうのだ。
逮捕されて車に乗る緒方氏の顔が大写しにテレビ画面に出ていたが、彼はレンズに向かって余裕を持った自信ありげな皮肉を込めた表情をしていた。
「ワシが勤め上げた政府の後輩達はこんな下らんシナリオを考えるのか」とでも言いたげな表情であったと私は解釈したのであるが。
シナリオ変更にして『大衆向けドラマ』はこれで「放映打ち切り」にしたいと言う事ではないのか。
ほとぼりの冷めた頃に、三人には夫々の軽い扱いが為されるのではないのか。
◎そもそも、この事件は、ヒル国務次官補の急な北朝鮮訪問により、北の核開発も終わる可能性が現実化してきて、
それにより、
日本では今までアベ政権が対米傭兵軍国主義国家への転換を進める為に宣伝してきた「虚構の対北朝鮮強硬政策」の虚構性が明らかとなり、現実的に破綻したのである。
この事ををアベ政権は、どうしても国民の目から覆い隠さなければならない。
その為に、
「朝鮮総連が差し押さえ逃れの醜いあがきをやろうとした」との『ドラマ』を造り上げて国民に見せて宣伝する事を計画し、工作者を使って総連を罠に掛けたのではないのか。
事件を造り上げて「悪い奴の総連」のテレビドラマの放映をして大宣伝し、それを参院選対策とする積もりだったのではないのか。
ところが「それではマズイ」と言う事になった。
恐らく北朝鮮本国も怒って飴屋本国に抗議したのではないのか。
当事者の北朝鮮を怒らせてはせっかくのヒル次官補の訪問も意味が半減する。
それで、なんとか巧いシナリオ変更をして中途打ち切りをしなければならないと言う事になり、
「総連は被害者でお咎めなし」と言う事になったのではないのか。
そうであれば、
飴屋本国から飴屋支店とアベ政権は叱られたと言う事になる。
そんなところじゃあないだろうか。
http://www.st.ryukoku.ac.jp/~kjm/security/memo/2007/cho.html
朝鮮中央会館 (朝鮮総連中央本部)「売却」問題まとめ
緒方元公安庁長官を逮捕=朝鮮総連本部売買で詐欺容疑−東京地検 [時事通信]
http://www.asyura2.com/07/nihon26/msg/170.html
投稿者 white 日時 2007 年 6 月 28 日 22:35:20: QYBiAyr6jr5Ac
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